CRATEDIGGIN'CURATED BY DJ NAOYAMAN

Universal Magnetic

Universal Magnetic — Mos Def|CRATE DIGGIN|DJ Naoyaman
Original graffiti · Designed by DJ Naoyaman

1997年〈確認できる12インチ盤〉

1997年Rawkus盤の流通を当時の放送局記録で確認。1996年とする後年の人物紹介もあり、ここでは確認できる盤の年を表示。

地域 / シーン:Brooklyn, New York

Mos Def

1997年、Rawkusの12インチとして届いたMos Def。後年の代表作から少し手前へ針を戻す。

大きな名前になる前の、12インチ。

1997年7月27日付のKZSUのチャートを開くと、ヒップホップ部門の3位に「Universal Magnetic」がある。レーベルはRawkus、形態は12インチ。大きな歴史を語る前に、大学のラジオ局が実際にかけていた一枚の記録が残っている。レコードの履歴書には、こういう小さな印鑑がよく似合う。

原盤のA面にはこの曲のオリジナルとインスト、B面には「If You Can Huh You Can Hear」のオリジナルとインストが並ぶ。Shawn J. Periodの制作という手掛かりを持って、まず声、次にその声を支える足場へ耳を向けたい。曲を覚えたあとでも、インスト側にまだ部屋がある。

高校を同じくしたDJ Spinnaは、Factが紹介した証言の中で、Urban Thermo DynamicsのあとにMosが戻ってきた一枚としてこの曲を語り、Shawn J. Periodの仕事を高く評価している。未開封盤を三枚ほど持っている、という話まで出てくる。好きな曲を複数買いする人の言葉は、少し信用してしまう。Black Starや『Black on Both Sides』へ進む前に、ここで針を止める理由がある。

リスニングノート · サンプル資料 0 件

制作背景

1997年の流通記録

KZSUの1997年7月27日付ヒップホップ部門で3位。局内チャートであり、全米チャート順位ではありません。

12インチの構成

Rawkus盤のA1はThe Universal Magnetic (Original Version)、A2はInstrumental。B面にはIf You Can Huh You Can Hearの2バージョン。

外部音源の版

Spotifyの外部リンクはBest of Decade I収録版です。1997年の12インチと同一マスターであることや、日本での実際の再生可否は未検証です。

サンプル元

原曲・使用箇所を一次資料で確認できたサンプルは未登録。

出典

KZSU Stanford — Chart for week ending July 27, 1997

Vinyl Cycle — The Universal Magnetic / Rawkus 12-inch

Universal Music Japan — Mos Def biography

Fact — Rawkus oral history / DJ Spinnaの証言紹介

Spotify — Universal Magnetic (best of decade I version)

YouTube — Mos Def / Universal Magnetic(一般投稿)

A NOTE FROM THE EDITOR

Old records.
New afternoons.

音楽は、発売された年に閉じ込めておくには、
少しばかりよくできすぎている。

好きな曲を掘る。元になった音をたどる。街や仲間の話に寄り道する。
そうして、いまの自分の耳を、もう一度確かめる。

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