Secrets Of The Sand (Jay Dee Remix)

1999
地域 / シーン:Cincinnati
Spin Doctorが「Secrets Of The Sand」に見いだした、簡潔さの強さ。
Dillaを掘るDJが選んだ、余白のあるリミックス。
Dilla追悼イベントを手がけるDJのSpin Doctorは、The Vinyl Factoryの選曲記事でMoodの「Secrets Of The Sand」をお気に入りのDilla作品に挙げている。彼が注目するのは、空間の多い作りと強いドラム、そして歌うようなコーラスだ。簡潔なのに印象が強い、というのが彼の評価である。ここではその批評を、原曲ではなくJay Dee版へ耳を向ける手がかりにする。
Moodの「Secrets Of The Sand」をJay Deeがリミックスしたバージョン。タイトルの一致だけで『Doom』収録の原曲と同じ扱いにはできない。ここでは「Snakebacks」と組み合わされた12インチに収められたリミックスを対象にしている。
現物を扱う販売店の曲目・制作表記では、A面「Snakebacks」はHi-Tek、B面「Secrets Of The Sand」のリミックスはJay Deeと区別されている。同じ盤の中で異なるプロデューサーの仕事を行き来できる点も、12インチという形で聴く面白さだ。
現在の公式配信では曲名が「Secrets Of The Sand (Remix)」と短く表示されるため、配信タイトルだけではJay Dee版か判断しにくい。収録作品『Snakebacks/Secrets Of The Sand』と盤の曲目を合わせて照合し、別のリミックスや原曲を取り違えないようにしている。
本ページの年は、1999年とするシングル販売資料と権利者配信を基準にしている。一方、Spin Doctorの記事には1998年の表記もあり、最初の発売時期は原盤資料での追加確認が必要だ。聴き比べる際には、ラップそのものの魅力と、それをどの伴奏で聴かせるかというリミックスの役割を分けてみたい。サンプル名や制作機材は、裏付けのない推測を加えていない。
リスニングノート · サンプル資料 0 件
制作背景
収録作品と制作
Moodの楽曲をJay Deeが再構成したリミックス。1999年の『Snakebacks / Secrets Of The Sand』12インチではB面に収録され、Hi-Tek制作のA面とは制作担当も異なる。『Doom』収録の原曲や別のリミックスと区別して聴きたい一曲。
サンプル元
作品情報と曲別クレジットは出典をご覧ください。未確認のサンプル情報があり、聴き方は編者の考察です。
個別確認中。未掲載はサンプル不使用を意味しない。