Absotively Posolutely

1999
地域 / シーン:オハイオ/Columbus
「Absotively Posolutely」は、オハイオ州ColumbusのMHzを、後のソロ活動からではなく一つの集団として聴き直す曲だ。「Rocket Science」の12インチに収録され、1999年7月のAndré Langenfeldの放送記録にもFondle Emの曲として残る。2001年の編集盤より前に、単独の選曲として遠くへ届いていた。
コロンバスから届いた、シングルのもう一面
「Absotively Posolutely」は、オハイオ州ColumbusのMHzを、後のソロ活動からではなく一つの集団として聴き直す曲だ。「Rocket Science」の12インチに収録され、1999年7月のAndré Langenfeldの放送記録にもFondle Emの曲として残る。2001年の編集盤より前に、単独の選曲として遠くへ届いていた。
RJD2の在籍で知られるグループだからといって、全曲を彼の制作と考えるわけにはいかない。Man Bites Dogが公開したこの音源の説明は、プロデューサーをCamu Taoと明記している。クルーの音を一人の代表者へまとめず、曲ごとの役割から聴き直すと、後年の有名さとは異なる地図が見えてくる。
『Table Scraps』は新作だけを一度に録ったデビュー盤ではなく、シングルと未発表曲をまとめた編集盤として理解したい。AllMusicもその性格を説明している。同じ一枚の中に制作時期の違う曲が並ぶからこそ、「Absotively Posolutely」は後付けの前史ではなく、当時の独立した到達点として残っている。
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再発は、次の作品への準備でもある
Man Bites Dogは取材で、2009年の『Table Scraps』再発を自社の最初のリリースと説明した。入手しにくくなった初期作品を戻し、Copywriteの次作『Ultrasound』へ向けて、ファンに過去の仕事を思い出してもらう意図があったという。 古い音源の保存と、新しい作品を届けることは対立しない。再発は過去を棚へしまう作業ではなく、現在の活動へ聴き手をつなぎ直す行為でもある。2009年という日付は、この曲の誕生日ではなく、もう一度流通へ戻った節目だ。
参考資料:Man Bites Dog本人取材 — IMPOSE / Man Bites Dog — Table Scraps
名前を残すこと、活動を更新すること
2008年にCamu Taoを失った後、グループはMHz Legacyとして再び作品を発表した。ALARMは2012年の再始動を、残るメンバーが揃った新しい段階として紹介している。 「Legacy」という名を、完成した過去だけの看板と受け取る必要はない。初期音源を聴ける状態に保ちながら、別の時代に新作を作る。その両方が続いたからこそ、Camuの制作したこの曲も、個々のソロ名義へ分解されない集団の記憶として聴ける。
制作背景
サンプル元
配信元の公開情報では日本を配信対象に含む公式音源です。サイト内での実再生は未確認です。
出典
Man Bites Dog — 正規音源・Camu Tao制作表記