Where I'm From

2010
地域 / シーン:カリフォルニア/Oxnard
「Where I’m From」はMEDとAloe Blaccが組み、Oh Noが制作した曲。
MEDとAloe Blaccは、「Hold U」でも組んでいた
「Where I’m From」はMEDとAloe Blaccが組み、Oh Noが制作した曲。アルバム『Classic』より先に、2010年の12インチで姿を現した。もう一方の面はTalib Kweliを迎えた「Classic」で、そちらの制作はKarriem Riggins。二曲をひとまとめの制作陣で扱わず、声とビートの組み合わせを一曲ずつ確かめたい。
2011年のアルバム告知でMEDは、『Classic』をあらゆる世代へ届く音楽として説明し、自分自身や地域の現在の問題を扱いながら、人としての成長も聴いてほしいと語っている。「Where I’m From」という出発点を示す題も、その言葉と並べると、過去の地名を懐かしむだけでなく、今を生きる場所へ目を向ける入口になる。
『Classic』ではMadlibが十曲を手掛け、その周囲にOh No、Karriem Riggins、Georgia Anne Muldrow、The Alchemistの制作曲が置かれた。「Where I’m From」をその一部として聴くと、一人のMCを中心に複数の制作者の視点が集まる構成が分かる。Ross Harris監督の映像も作られ、アルバムに先行していた曲にもう一つの入口を与えた。
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本作の前に交わっていた二つの声
Stones Throwは2010年4月に、MEDとAloe Blaccによる「Hold U」を紹介している。そこで使われたのは、MadlibがStrong Arm Steadyの「Get Started」に提供したトラックだった。 つまり「Where I’m From」は、二人の名前が初めて並んだ瞬間ではない。既存のトラックを介した共演を経て、Oh No制作の正式なシングルへつながる流れが見える。ただし、前の共演のビートや録音工程を本曲へそのまま当てはめることはできない。
参考資料:Stones Throw — MED, Hold U / Stones Throw — Where I’m From / Classic single
Oh Noが語る、聴き直すための場所
2007年のインタビューでOh Noは、車で音を聴きながら組み立てを考えることや、使い慣れた機材で制作する姿勢について語っている。兄の部屋にあったSP-1200に触れた経験から、Oxnardのラッパーたちのためにビートを作る実践へ進んだという。 これは「Where I’m From」の使用機材を証明する資料ではない。それでも、制作を機材の新しさだけでなく、身近な場所での反復と聴き直しから考える人物像は伝わる。地域を背負うMCの曲を担当した制作者にも、同じOxnardで積み重ねた時間があった。
制作背景
ジャケットの担当
アルバム告知はEric ColemanとJeff Jankをアートワーク担当として記している。
サンプル元
配信元の公開情報では日本を配信対象に含む公式音源です。サイト内での実再生は未確認です。
サンプル元は未確認。未掲載はサンプル不使用を意味しません。
出典
MED feat. Aloe Blacc — Where I’m From 正規音源
Stones Throw — Where I’m From / Classic single
Stones Throw — Classic album announcement
Stones Throw — Where I’m From video
Stones Throw — Classic cover and tracklist