Workinonit

2006
地域 / シーン:Los Angeles
ひとつ前の「Donuts (Outro)」は12秒。そこから続けると、曲の入口も聴きどころになる。
「Workinonit」は、12秒前から聴いてみる
「Workinonit」を聴くなら、ひとつ前の曲から始めてみたい。『Donuts』の冒頭には12秒の「Donuts (Outro)」があり、その次に2分57秒の「Workinonit」が置かれている。Stones ThrowがSoundCloudに公開した音源も、この2曲をまとめたものだ。単曲の再生ボタンだけでは見えにくい入口がある。
アルバムの成り立ちにも、つなぎ方の話が出てくる。制作に関わったJeff Jankの回想によれば、出発点は22分のビートCDだった。そこから元の魅力を損なわないように追加する音楽を選び、編集とマスタリングを進めたという。いまの曲順は、短いビートをただ集めて終えたものではない。
まず「Outro」から「Workinonit」へ、次は「Workinonit」から3曲目の「Waves」へ。曲名が切り替わる場所で、耳にはどんな区切りが感じられるだろう。断片の細かさだけに注目するより、前後を含めて聴くと、一曲としてのまとまりとアルバムの流れを行き来できる。
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アルバムになっても、ビートの行き先は閉じなかった
Egonの回想では、Stones Throwが『Donuts』をアルバムとして出したあとも、Dillaは収録ビートを他のアーティストに売ることができた。一枚の作品として聴かせることと、誰かがラップを乗せるためのビートであること。その両方を残す取り決めだった。
参考資料:Stones Throw掲載:Jordan Ferguson『Donuts』抜粋、Jeff Jank・Egonの証言
笑顔の写真と、ドーナツ店の絵
『Donuts』の初期ジャケットは、CDとデジタルがDillaの写真、LPがドーナツ店のイラストだった。写真はMEDの「Push」の映像から選ばれた静止画。Jeff Jankは後に大きく印刷できるよう再構成し、写真版のLPも作った。ジャケットが違うだけで、別の録音だとは判断できない。
制作背景
作品と制作
J DillaのWorkinonit。Donutsに収録。制作はJ Dilla。
アルバム内の位置
2006年2月7日発売のDonuts収録。WorkinonitはCD曲順の2曲目。1曲目はDonuts (Outro)。
サンプル元
曲名と投稿者を照合。公式音源を採用。盤ごとの違い・サンプル詳細は継続照合中。
サンプル元の録音・バージョンは個別照合中。サンプル不使用を意味しません。
出典
J Dilla / Stones Throw公式Bandcamp:Donuts
Stones Throw公式SoundCloud:J Dilla - Workinonit