You Can't See What I Can See

1992
地域 / シーン:New York
Kevin Beachamが12インチを探した、「You Can’t See What I Can See」の記憶。
ビデオで見たあの曲は、アルバムではなくB面にあった。
Kevin BeachamはRhymesayersの回顧記事で、「You Can’t See What I Can See」のビデオを何度も見ながら、どのアルバムに入っているのか探していたと書く。ようやく手にしたのは「Don’t Curse」の12インチ。本曲はそのB面だった。曲を知っていることと、レコードの居場所を知っていることは同じではない。彼の体験から、ヒット・アルバムの曲順だけでは見つからないHeavy Dを辿りたい。
曲を手がけたのはChad ElliottとPuff Daddy。同じレコードに入っていても、A面とB面では制作陣が変わる。クレジットを曲ごとにたどると、Uptown周辺の音楽が一つの作風だけで出来ていなかったことに気づく。ラップを前へ出すために、どんな伴奏が選ばれているか。まずは声とビートを別々に追ってみたい。
The Boomboxは本曲を、Heavy Dのストリートに向いた側面が現れる作品として紹介する。親しみやすいスターの顔と、MCとして腕を見せる顔。その両方を行き来できるところに、彼のカタログの面白さがある。聴くときは、フックが戻るたびに言葉の密度がどう切り替わるかに耳を向けたい。
2000年の編集盤『Heavy Hitz』にも収録され、B面で聴かれていた曲には別の入口ができた。ここでは公式ミュージックビデオを掲載する。映像版と編集盤では表示尺も異なるため、同じ題名を持つ録音の版まで一つにまとめない。いつ、どの形で届けられた曲なのか。その順番を残しておくと、レコードを掘り返す楽しみも残る。
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制作背景
シングルのB面
Rhymesayersの回顧記事は、1992年の「Don’t Curse」12インチのB面曲として紹介している。
曲ごとの制作陣
本曲の制作はChad ElliottとPuff Daddy。同じ盤に収録される「Don’t Curse」の制作情報を本曲へ転用しない。
後年の編集盤
『Heavy Hitz』は2000年9月12日発売。Amoebaの曲目では本曲は9曲目、3分46秒と記載される。
掲載映像の版
掲載するのはHeavyDAndTheBoyzVEVOの公式MV。プレーヤー表示は3分56秒で、編集盤の3分46秒音源と同一尺とは扱わない。
サンプル元
曲別の正規配信情報・当時資料・専門メディアを照合。聴き方は編集上の提案であり、実音声の再生確認は未完了。
原曲・別ミックスごとの引用関係を一次資料で確認できた場合に掲載。未掲載はサンプル不使用の意味ではない。
出典
Rhymesayers / Fifth Element: Hip Hop Icons — Heavy D
HeavyDAndTheBoyzVEVO: You Can’t See What I Can See(公式MV)
Amoeba: Heavy Hitz — release and track listing