CRATEDIGGIN'CURATED BY DJ NAOYAMAN

Gotta Get Over (Taking Loot)

Gotta Get Over (Taking Loot) — Gang Starr|CRATE DIGGIN|DJ Naoyaman
Original graffiti · Designed by DJ Naoyaman

1992

地域 / シーン:Brooklyn / New York

Gang Starr

サウンドトラックから拾い直す、二人の輪郭。

『Full Clip』の前に、『Trespass』へ――1992年の寄り道

オリジナルアルバムを順に聴くだけでは、取りこぼす曲がある。この曲は『Trespass』のサウンドトラックへ寄り道する入口になる。寄り道のほうが本棚を増やすのは、音楽でも同じらしい。

掲載音源は『Full Clip』収録の公式配信だが、年表には1999年のベスト盤ではなく1992年を置く。再会した日を誕生日にしてしまうと、レコードの履歴はずいぶん若返ってしまう。

ここではGuruの語りと、ビートが次の言葉を待つ場所へ耳を向ける。派手な看板から少し離れて聴いても、二人の輪郭はちゃんと残っている。

深掘り記事あり · サンプル資料 0 件

『Trespass』サウンドトラックの寄り道

1992年の映画『Trespass』関連作品として発表された曲。後年のコンピレーション収録年を原曲の制作年と取り違えないようにしたい。

参考資料:MusicBrainz:Gang Starrのディスコグラフィー

1992年のGang Starrを横断する

同年の『Daily Operation』と聴き比べると、アルバム本編と映画向け作品に共通する声とビートの関係が見えてくる。

参考資料:Gang Starr公式:グループとアルバムの歩み

サウンドトラックを外して聴く

ここからは編者の聴き方の提案。映画の場面を知らなくても成立するラップのリズムと、短い音の反復を聴く。アルバムの外に置かれた一曲の個性を探したい。

参考資料:The FADER:DJ Premierが語るGuruの声とビート

制作背景

収録作品と年

『Trespass (Music from the Motion Picture)』の収録曲。年表は1992年として掲載。

音源の採用区分

権利者による公式配信を掲載。配信ページのアップロード年と作品の初出年は区別する。

サンプル元

聴き方とエッセイは編者の私見。事実は出典を参照。

サンプルの出典と版を個別照合中。未確認の曲名・音源は掲載していません。

出典

Gotta Get Over (Taking Loot) — Gang Starr

Gang Starr公式バイオグラフィー

Trespass — 正規配信の収録情報

A NOTE FROM THE EDITOR

Old records.
New afternoons.

音楽は、発売された年に閉じ込めておくには、
少しばかりよくできすぎている。

好きな曲を掘る。元になった音をたどる。街や仲間の話に寄り道する。
そうして、いまの自分の耳を、もう一度確かめる。

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