Scratch Bring It Back (Part 2-Mic Doc)

1992
地域 / シーン:ロングアイランドのEPMDとDJ文化
二部を結ぶ声を、Steve Juonは具体的に指摘した。
会話と呼び声で、曲の場面をつなぐ。
『Business Never Personal』の第6曲「Scratch Bring It Back (Part 2-Mic Doc)」は、「Head Banger」と「Crossover」の間に置かれている。1992年のUS盤「Head Banger」のB面にも収録された。アルバムの曲順と12インチの組み合わせ、その両方から辿れる一曲だ。
RapReviewsの回顧が強調するのは、一曲の中に二つの曲があるような構成だ。スタジオでの会話を挟んで展開が切り替わり、DJ Scratchのカットが続く。ラップ、会話、レコード操作が、どのように一つの場面を形づくるのか。スクラッチを装飾としてだけでなく、曲の流れを追う手掛かりとして聴いてみたい。
1992年CDの裏面は、本曲の制作担当をDJ Scratchと記している。現行配信のErick Sermon/Parrish Smith表記とは異なるが、当時の盤には曲ごとの担当が残っている。MCだけでなくDJの仕事にも目を向けると、この曲をグループの中で捉え直す入口になる。
RapReviewsのSteve “Flash” Juonは、二つの曲のような展開をつなぐものとして、スタジオの会話に加え、KRS-Oneの巻き戻しを促す声の引用を挙げている。DJ Scratchの演奏を、ラップの背後の飾りでなく、場面の接続を担うものとして読む手がかりになる。声の出典盤や正確な使用箇所までは同評に示されていないため、サンプル欄の確定情報とは分けて扱う。
深掘り記事あり · サンプル資料 0 件
DIG:Crossover
同じアルバムで本曲の直後に置かれた曲。曲順に沿って展開を辿れる。
DIG:Head Banger
アルバムでは本曲の前曲。同年US12インチにも両曲が収録されている。
参考資料:Apple Music: Business Never Personal / Groovenut Records: 1992 US Head Banger / Scratch Bring It Back 12-inch
制作背景
サンプル元
掲載音源のメタデータを照合。実再生は未確認です。
主なサンプル元は未確認です。
出典
UMG / EPMD Topic: Scratch Bring It Back (Part 2-Mic Doc)
Apple Music: Business Never Personal
Groovenut Records: 1992 US Head Banger / Scratch Bring It Back 12-inch
RapReviews: Business Never Personal retrospective
Qobuz: Business Never Personal, UMG edition
Original 1992 Business Never Personal CD back cover (OK 52848)