Black Connection

1997
地域 / シーン:New York
1996年の取材記事が伝える、「Black Connection」の映画的な入口。
ブルース・リーの映画から、二人の題名へ。
Camp Lo公式サイトが再掲する1996年11月のVibe記事は、「Black Connection」をブルース・リーの『Chinese Connection』を踏まえた曲として紹介している。同じ記事でGeechi Suedeは、映画の切り口から入るMCは多くなかったので、その発想が気に入ったと語る。映画を背景の雰囲気だけでなく、曲の発想を探る入口として置いてみたい。
Camp Loの『Uptown Saturday Night』に収録された1997年の一曲。公式配信ではSkiがプロデューサーとして記される。アルバムの代表的なシングルだけでなく、その内部へ踏み込む入口として「Black Connection」を置きたい。
発売当時のCMJは、Sonny CheebaとGeechi Suedeの二人が1970年代のブラックスプロイテーション映画から受けた影響に触れ、アルバムの中でも「Black Connection」に可能性を見いだしている。一方で作品全体のスタイルには批判的でもあり、当初から無条件に称賛されていたと後付けする必要はない。 制作したSkiも2012年のインタビューで、本曲への強い愛着を語っている。
二人組の曲として聴くなら、一人のヴァースだけを追うより、声が交代することで同じ伴奏の見え方がどう変わるかに注目したい。作品全体の映画的な設定を念頭に置きつつ、語り手の距離や受け渡しを聴くと、単なる心地よい背景音とは違う面が見えてくる。
収録作品の初出は1997年。現在の配信クレジットに1999年の権利年も併記されているが、それを曲の初出年と混同しない。サンプル元については資料間で演奏者の表記が割れているため、現段階では断定を避けている。
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制作背景
収録作品と制作
1997年1月28日発売の『Uptown Saturday Night』収録曲。Aristaの配信クレジットではSkiが制作を担当。Camp Loの二人によるラップとSkiのプロダクションという、このアルバムを貫く組み合わせを楽しめる。
同時代の受容
CMJの1997年3月号は、二人の映画趣味に触れ、本曲をアルバムの見どころの一つとして挙げた。
Ski自身の愛着
Skiは2012年のインタビューで、本曲を自身のお気に入りの一つに挙げている。
サンプル元
作品情報と曲別クレジットは出典をご覧ください。未確認のサンプル情報があり、聴き方は編者の考察です。
個別確認中。未掲載はサンプル不使用を意味しない。
出典
CMJ New Music Monthly 1997年3月号 — 同時代のCamp Lo評