Step Into da Cipher

1994
地域 / シーン:ニューロシェルを拠点とするBrand Nubian
Snaggapussという名は、Trackmasterz時代の電話から生まれた。
サイファーに加わった、声のキャラクター。
「Step Into da Cipher」は、Brand Nubianの三作目『Everything Is Everything』に収められた1994年の曲。Sadat X、Lord Jamar、DJ Sincereの三人による時期の作品だ。Tommy Boyは「Alladat」をBuckwild、それ以外をLord Jamarの制作と整理している。本曲の配信クレジットにもLord JamarとエンジニアDave Kennedyが並ぶ。ラップする人が、その輪の土台も組んでいる。そこから曲名のサイファーを考えてみたい。
客演のSnaggapussは、Unkutのインタビューで参加までの道筋を語っている。Sadat Xと共通の知人がいて、クラブFeverで声をかけられ、Chung Kingのスタジオへ向かったという。知人、クラブ、スタジオが一本の線でつながる回想だ。誰の声が加わり、どんな出会いが曲へ残ったのか。客演者の名前から、サイファーの輪をもう少し広げてみたい。
Lord Jamarは、アルバム全体で多様なスタイルや生演奏を試したと振り返っている。同作の「Word Is Bond」と、Buckwild制作の「Alladat」を並べ、制作担当の違いから作品を辿ってみたい。アルバム全体についての回想と、一曲ごとの制作クレジットを行き来するための二曲だ。
Unkutの取材でSnaggapussは、Red Hot Lover ToneとPudgeeとの電話で名前が決まったと振り返る。漫画の登場人物を思わせると周囲に言われていた彼に、二人が与えたのは名前であり、声の型を強制したわけではなかったという。これはBrand Nubianとの録音より前の歩みだ。サイファーへ招かれた客演者が、すでに自分の表現を試してきたMCだったことがわかる。
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DIG:Word Is Bond
同じアルバムの冒頭曲で、こちらもLord Jamar制作。曲順に沿った接続。
参考資料:Tommy Boy — Everything Is Everything / Qobuz — Everything is Everything
DIG:Alladat
同じアルバムでBuckwildが制作した曲。制作担当の違いを比較する入口。
参考資料:Tommy Boy — Everything Is Everything / Qobuz — Everything is Everything
制作背景
サンプル元
掲載音源のメタデータを照合。実再生は未確認です。
主なサンプル元は未確認です。
出典
Tommy Boy — Everything Is Everything
Brand Nubian - Topic — Step Into da Cipher
Todd E. Jones — Lord Jamar interview