Who Got da Props

1992
地域 / シーン:New York / Boot Camp Clik
3回の反復と最後の変化。Evil Deeの説明からループを辿る。
同じ断片を3回。Evil Deeが明かす「Who Got da Props」の組み方
「Who Got da Props」のループには、作った本人が説明した小さな仕掛けがある。2011年のRed Bull Music AcademyでDJ Evil Deeは、Ronnie Lawsの「Tidal Wave」から取った最初の部分を3回繰り返し、最後に別の部分を入れたと明かしている。
その証言を手がかりにするなら、聴く場所はループの終わりだ。繰り返しが続いたあと、どこで違う音へ進むのか。元の演奏の曲名を知るだけでなく、短いまとまりの作り方まで追える。
録音時の話も面白い。Such-a-Soundのスタジオにはターンテーブル用の場所がなく、Evil Deeは床に座ってスクラッチを入れたという。さらに、望む音をめぐってエンジニアと意見がぶつかり、最後は自分で音量を整えた。本人にとって、プロのスタジオで初めて手がけたミックスだった。
素材を選び、順番を決め、仕上がりの音まで自分で引き受ける。その具体的な作業から辿ると、この曲を「煙たい音」と呼ぶだけでは見えなかった作り手の判断が見えてくる。
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制作背景
掲載音源について
参考投稿を採用。音源の掲載説明を照合していますが、埋め込みでの再生可否は未検証です。
サンプル元
選曲・短い聴きどころを掲載。発売情報と全サンプルの詳細調査は継続中。
個別調査中。サンプル不使用を意味しません。