バンドの看板を外すと、ソウルが前へ出る。
Pickettywitchの声として知られたPolly Brownが、自分の名前で踏み出した1972年のシングル。「The Feeling’s Right」は、親しみやすい英国ポップの入口から、アメリカ南部のソウルへ耳を誘う一曲だ。
- 発売年
- 1972年
- 国・活動圏
- イギリス
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- Blue-eyed Soul / ポップ
- 参照したレコード
- The Feeling’s Right / Pye 7N 45148
- 制作・録音年
- 未確認
正式曲名The Feeling’s Right。1973年LPより早い1972年シングルを採用。
二曲ともDoris Dukeにつながる
作者はMickey BuckinsとGeorge Jackson。英国盤シングルは裏面「I Can’t Do Without You」ともども、Doris Dukeの『I’m a Loser』に収められた楽曲を取り上げている。別々のヒット候補を寄せ集めた一枚ではなく、一人の歌い手のレパートリーへ両面で向き合った選曲。その組み合わせから、Brownの目指す表情を想像してみるのも楽しい。 [1]
プロデューサーを取り違えない
このシングルの制作はTony Eyers。発売日は1972年5月26日で、翌1973年の初ソロ・アルバムにも収められた。後にBrownはTony JacksonとのデュオSweet Dreamsでも活動するが、そちらのGerry Shury、Ron Rokerという制作陣を、この録音へさかのぼって当てはめてはいけない。ソロ初期を独立して聴く価値が、ここにある。 [1] [2]
ポップの声で何を変えるか
再発元はPickettywitchの音楽を、陽気なポップとモータウン由来のソウルの混合として紹介している。だからこの曲は突然の変身というより、すでにあった要素へ焦点を合わせた仕事だろう。Doris Duke版と続け、同じ言葉のどこを強く置くか、語尾をどこまで伸ばすかを比べたい。曲そのものより、歌い手の選択が見えてくる聴き方だ。 [1] [2]
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- 45cat:英国盤 ↗
1972年5月26日、作者、Tony Eyers、両面Doris Duke作品
- Cherry Red公式再発解説 ↗
1973年ソロ盤、PickettywitchとSweet Dreamsの経緯
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。