同じ島の歌を、もう一人の声で。
Babaduの「Words to a Song」は、Billy Kauiが残した曲のカバー。1979年の「Babadu!」では、Kirk Thompsonのプロデュースとアレンジのもと、歌が別のレコードの中へ迎え入れられた。ハワイの音楽家たちを、曲がつなぐ。
- 発売年
- 1979年
- 国・活動圏
- アメリカ(ハワイ)
- 参照盤の発売国
- アメリカ(ハワイ)
- ジャンルの手がかり
- ハワイアン・ソウル / AOR
- 参照したレコード
- Babadu! — HA.NA.I.I.A / H1108
- 制作・録音年
- 未確認
歌い手の後ろにいる、制作の人
再発資料は「Babadu!」を、Kirk Thompsonがプロデュースとアレンジを担当した1979年の作品とする。Thompsonが前年に手がけたLemuriaとも結びつけて紹介されるが、二枚を同じ録音だと考える必要はない。共通する制作の人をたどることで、歌手名だけからは見えなかった作品同士の近さが浮かび上がる。 [1] [2]
Kauiの作品から選ばれた一曲
「Words to a Song」の作者はBilly Kaui。Kauiの1977年のソロ盤にあった曲を、Babaduは自分のアルバムの第二曲へ置いた。Aloha Got Soulも二人の演奏を比較し、同じ曲に違う表情を見いだしている。遠くの有名曲を借りるだけでなく、同じハワイの音楽家の歌を選ぶことも、カバーという行為の大切な側面だ。 [1] [3]
原曲を答えにせず、往復する
Babadu版から入ったらKaui版へ、Kaui版を知っていたらこちらへ。どちらを基準にしても、歌の区切りや伴奏との距離を聴き比べてみたい。歌そのものの魅力と、歌い手が与える魅力を分けようとするうちに、簡単には分けられない場所が見つかるかもしれない。最後に「Babadu!」を最初から聴き、この曲が次の曲へ気分を渡す位置も楽しもう。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Disk Union — Babadu! ↗
1979年作品、Kirk Thompsonの制作、Billy Kaui作品。
- VOX Music — Babadu! ↗
原盤HA.NA.I.I.A、収録曲・年を照合。
- Aloha Got Soul — Billy Kaui ↗
原作者と二つの録音の関係。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。