フランスの歌手、ブラジルの作家、イタリア語の一枚。
France Gallの「Zozoï」は、このMIXではイタリア語版。フランス語版と同じ題だからこそ、どの盤かを確かめて聴きたい。ブラジルのNelson Angeloが書いた曲が、国と言葉をまたいで届いた経緯を、当時の楽譜からもたどれる。
- 発売年
- 1970年
- 国・活動圏
- フランス
- 参照盤の発売国
- イタリア
- ジャンルの手がかり
- ボサノヴァ / フレンチ・ポップ / イタリア語
- 参照したレコード
- Zozoi / Bugie da elefanti — CGD / N 9797
- 制作・録音年
- 未確認
1970イタリア語版を特定。フランス語版やRominaPower版と共通articleにしない。
イタリア語の楽譜が残した手がかり
France Gall Collectionは、1970年のイタリア語版「Zozoï」の楽譜現物を紹介する。そこから対応するシングルN9797、編曲Jean-Claude Petitという情報も確認できる。音源を聴く手がかりがレコードだけとは限らない。楽譜という紙の資料も、違う言語で同じ曲が広がったことを具体的に伝えてくれる。 [1]
裏面の象も、もう一つの翻案
CGD盤のB面は「Bugie da elefanti」。これはフランス語の「Les Éléphants」に対応するイタリア語曲で、フランス盤Zozoïとはカップリングも異なる。国が変わると歌詞だけでなく、一枚の小さなプログラムも組み替えられるのだ。曲の整理では歌手名と題だけをそろえず、言語、盤番号、裏面まで見る。その違いが、聴く楽しみを一段増やしてくれる。 [1] [2]
題の響きと、旋律の旅を楽しむ
短い「Zozoï」という響きを覚えたら、次はその周囲のイタリア語の流れへ耳を向けよう。ブラジルの曲をフランスの歌手がイタリア語で歌う、と説明すると複雑でも、耳は一つの歌として受け止められる。Romina Powerの同題曲へ続ける場合も、題が同じだけで同じ録音とは扱わず、それぞれの声と版を楽しみたい。音楽の国境越えは、分類表より先にメロディーの中で起きている。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- France Gall Collection — イタリア語楽譜現物 ↗
1970年イタリア語版楽譜、NelsonAngelo、JeanClaudePetit、N9797。
- Encyclopédisque — Zozoiイタリア盤 ↗
1970年盤、両面と制作クレジット。
- Discogs — CGDN9797 ↗
1970年イタリア原盤。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。