Salsoulの看板で、古いスタンダードに新しい服を。
Kai Warner’s Salsoul Sensationの「Candy」は、1976年のドイツ盤。甘い題名を持つ同名曲は多いが、こちらはMack David、Joan Whitney、Alex Kramerの作品だ。ひとつ前のFirst Classと同じタイトルでも、作家までたどると違う入口になる。
- 発売年
- 1976年
- 国・活動圏
- ドイツ
- 参照盤の発売国
- ドイツ
- ジャンルの手がかり
- ディスコ / ヴォーカル・ポップ
- 参照したレコード
- Tangerine / Candy — Philips 6003 518
- 制作・録音年
- 1976年2月、Daylight Studios(ハンブルク)
FirstClassCandyとの同一作品扱いは禁止。名義KaiWarner’sSalsoulSensationを保持。
Tangerineの裏側にあるCandy
本曲はPhilips 6003 518のB面。「Tangerine」と組み合わされた1976年のシングルで、制作担当もKai Warnerとして記録されている。二曲を並べると、古いポップ・ソングを新しいダンスの枠へ迎える企画が見えてくる。題名だけでFirst Classの「Candy」と同じ作品と結んでしまわず、原盤の作者名を手がかりに別の曲として楽しみたい。 [1] [2]
ハンブルクで作られた録音
録音資料は、本曲を1976年2月、ハンブルクのDaylight Studiosで録音したと記す。Salsoulという名からアメリカのレーベルの音源と即断するのではなく、実際の制作地へ戻るのが面白い。新しいダンス音楽の語彙が海を渡り、ドイツの楽団の制作名にまで入ってくる。レコードの名前自体が、その時代にどんな響きが求められていたかを考える手がかりになる。 [3]
知っているメロディーと、知らない伴奏
スタンダードの別の版を知っている人なら、同じ旋律がどの拍へ着地するかを比べてみよう。初めての人は、繰り返しの中で一度だけ伴奏を主役にして聴くといい。歌を待つ時間にも、ダンスのための設計がある。「Candy」が二曲続くMIXの並びも、同曲の二連続とは違った洒落に感じられるはずだ。曲名を目で追うだけではわからなかった違いを、耳で見つけたい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- 45cat — Philips6003518 ↗
1976年シングル、本曲David/Whitney/Kramer作者、Warner制作。
- Discogs — ドイツ原盤 ↗
1976年ドイツ盤と両面曲目。
- Cover.info — KaiWarner Candy ↗
1976年2月DaylightStudiosHamburg録音、原作品系譜。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。