勝手にしやがれ、太平洋を渡ってファンクになる。
H.P. Riotの「Do It for Yourself」は、沢田研二の「勝手にしやがれ」を取り上げた曲。サンフランシスコのバンドと日本のレーベルが結びついた「Superstar」に収録される。外国のヒットを日本で歌う、いつものカバーの流れが逆向きになる。
- 発売年
- 1979年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- 日本
- ジャンルの手がかり
- ディスコ / ファンク / 日本曲カバー
- 参照したレコード
- Superstar — Trio Records / AW-1042
- 制作・録音年
- 未確認
米国のバンド/日本初出を分ける。1974年は初期活動の記事、当該曲1979年。制作工程の詳細は単独ブログ依存のため本文では保留。
サンフランシスコから、カナダ、そして日本へ
1974年6月29日のカナダの音楽紙RPMは、H.P. Riotをサンフランシスコ出身、当時バンクーバー在住のグループと報じる。カナダの作家の曲を録音する予定や、現地公演への反応も記事に残る。のちに日本で出た盤だけを見て、彼らの来歴を日本企画のための匿名バンドと考える必要はない。国をまたいで活動していた実在のグループだった。 [1]
沢田研二の曲が並ぶA面
1979年のTrio盤AW-1042「Superstar」には、「Superstar (Oh! Gal)」「Do It for Yourself」「Hollywood Darling」「Casablanca Dandy」が並ぶ。現物に基づく紹介は、A面を沢田研二作品のカバー企画として説明する。一方のB面にはバンドの作品が置かれる。片面ずつで役割を変えた構成から、日本側の企画とグループ自身の音楽を同じ盤へ収める方法が見えてくる。 [2] [3]
英語の題から、知っているメロディーへ
「勝手にしやがれ」を知る人は、どの瞬間に原曲だと気づくかを楽しみに聴いてみよう。曲名を英語で知ってから旋律がつながると、作品の親しさが急に変わる。海外の歌を日本語にするだけが翻案ではない。日本で生まれた歌が別のバンドの演奏へ渡り、また日本の聴き手へ届く、その往復がここにある。外国語のカバーを新発見する喜びと、知っている歌を見直す喜びを一度に味わえる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- RPM — 1974年6月29日 ↗
H.P.Riotの出身、バンクーバーでの活動、録音予定を報じる同時代記事。
- Discogs — Superstar ↗
1979年Trio AW1042、曲順。
- FUNK OF AGES — Superstar ↗
現物ライナーと曲を確認した紹介。沢田研二作品の翻案を照合。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。