ジャズの教室では、大人も子どもも歌い手だ。
Harald Gundhusの「St. Thomas」は、子どもたちとのアルバム「Grammofonplate med 12 barn og Harald Gundhus」で聴ける演奏。ノルウェーのジャズ奏者が、子どもを聴き手としてだけでなく、演奏する側へ迎えた1974年の仕事だ。
- 発売年
- 1974年
- 国・活動圏
- ノルウェー
- 参照盤の発売国
- ノルウェー
- ジャンルの手がかり
- ジャズ / 子どものコーラス
- 参照したレコード
- Grammofonplate med 12 barn og Harald Gundhus
- 制作・録音年
- 未確認
子どもへジャズを届けた音楽家
ノルウェーの大百科事典Store norske leksikonは、国立図書館Jazzbasenの情報を含む評伝で、Gundhusが子どもと若者への音楽紹介に熱心だったことを伝える。NRKの子ども向けテレビにも出演し、1974年と1978年に子どものためのジャズ盤を制作した。親しみやすくするとは、音楽を小さくすることだけではない。一緒に参加できる場所を作るという方法があった。 [1]
スタンダードが、参加するための歌へ
「St. Thomas」はこのアルバムと、後年の「Syng, Klapp & Swing」の曲目で確認できる。再発資料でもGundhusと子どもたちの演奏という関係が残されている。ジャズの曲を一人の名演で覚える道と、大勢で歌うレパートリーとして覚える道がある。その二つは遠くない。題名の地名を覚えるより先に、旋律を口ずさめることから始まるジャズもある。 [2]
上手さの採点を、ひとまず休む
まずコーラスと楽器がどこで交代するかを探し、次には自分でも旋律を追ってみよう。子どもの声を可愛らしさだけで聴き終えず、演奏の中の役割として耳を向けたい。New York New YorkのEPにも同じ曲があり、編成と声の有無を比べる寄り道ができる。一つの曲を違う演奏者へ開いていく、その余裕まで含めて、スタンダードが長く生きる理由を感じられる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Store norske leksikon — Harald Gundhus ↗
国立図書館Jazzbasenの情報を含む専門評伝。1974年盤と児童向け活動。
- Discogs — Syng Klapp & Swing ↗
後年CDの収録を確認。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。