ピアニストが書いた、一枚の中の特別席。
Catch Up IIの「Sister Jane」は、1976年の第二作「Birth of the Second Life」に収録された曲。このアルバムで唯一、ピアニストMax Greger Jr.の作曲と再発元が説明する一曲には、バンドの中の個人へ耳を近づける入口がある。
- 発売年
- 1976年
- 国・活動圏
- ドイツ
- 参照盤の発売国
- ドイツ
- ジャンルの手がかり
- ジャズ・ファンク / ジャズ・ロック
- 参照したレコード
- Birth of the Second Life — Calig / CAL 30 615
- 制作・録音年
- 未確認
国の違う三人が、ドイツで交わる
再発資料によると、Catch Upはチェコ出身のベーシストMilan Pilar、ドイツのピアニストMax Greger Jr.、スイスのドラマーCharly Antoliniらを中心とするグループ。国籍の違う演奏家たちが活動の場を共有した。ドイツ産という紹介は便利だが、それだけでは制作の全景を説明できない。誰が何を持ち寄ったか、その人間関係まで見てみたい。 [1] [2]
別録音を、同じ演奏にしない
Greger Jr.は1980年の自身の作品「Thursday Night」でも同曲を録音する。Production Dessinéeは2012年、この二つの版を一枚の両面に収めた。レーベルはCatch Up版をリズムの力、ソロ名義版をストリングスを加えた表現として対比している。旋律と奏者を共有しても、四年後の版は別の録音だ。ここではバンドによる1976年版を扱う。 [1]
二つのバージョンを、行き来する
まずピアノの旋律を覚えるつもりで聴き、次は鍵盤以外の動きだけを追ってみよう。その後に1980年版へ進むと、同じ曲がどこで違う顔を見せるかを探せる。早い方が正しい、豪華な方が優れている、という競争にする必要はない。一人の音楽家が同じ旋律にもう一度向き合った、その選び直しを楽しむ。MIX二作品をまたいでできる、少し贅沢な聴き比べだ。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Production Dessinée — Sister Jane ↗
1976/1980年別録音を再発元が明確に区別。
- Vivid Sound — Birth of the Second Life ↗
編成、1976年原盤、本曲のみGreger作との解説。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。