バンボレオは、日本語の歌謡へも転がっていく。
「YOHNO」と記された名前を追うと、与野、YONOという名義の日本盤が見つかる。1989年の「バンボレオ」は、Gipsy Kingsで知られる歌を日本語へ運んだもの。同じフレーズを覚えている人ほど、言葉が入れ替わる面白さにも気づける。
- 発売年
- 1989年
- 国・活動圏
- 日本
- 参照盤の発売国
- 日本
- ジャンルの手がかり
- ラテン歌謡 / ポップ / 日本語カバー
- 参照したレコード
- バンボレオ — 与野 / テイチク / CARC-4・30CH-393
- 制作・録音年
- 未確認
YOHNO→与野(YONO)修正提案。シングル1989/4/21とアルバム5/21を分ける。尼崎勝司別名説は二次単独で未採用。MIX音声との同一テイク照合は未実施。
アルバムの前に、八センチのシングル
テイチクの八センチCD、CARC-4の現物記録は1989年4月21日発売。続く5月21日には、アルバム「バンボレオ」が30CH-393として発売された。曲の初出をアルバムだけで決めず、先に出たシングルへ戻れる例だ。九曲のアルバムでは本曲が冒頭に置かれている。 [1] [2] [3]
日本語詞という、もう一人の仕事
シングルのクレジット記録は、原作者T. Baliardo、C. Bouchikhi、N. Reyesに加えて、日本語詞の漆畑鉄治を記す。既に耳へ残る旋律に、違う言葉の長さを合わせる作業が入っている。アルバムには「I Wish You Love」や「哀愁のヨーロッパ」も並び、歌と器楽、異なる土地の旋律を一枚へ集める選曲にも目が向く。 [1] [2]
サビの手前を、聴き比べの場所に
おなじみのサビを待ちながら、その手前で日本語がどんな勢いで入るか追ってみよう。訳の意味を読むだけでなく、母音を伸ばす所と子音を刻む所を聴くと、カバーを歌える形にする工夫が見えてくる。Fugainのイタリア語版やVavaのスペイン語版と並べれば、翻案という同じ遊びが、日本の八センチ盤まで続いていたことを楽しめる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- 原盤収集記録 — 与野 CARC-4 ↗
1989年4月21日シングル、原作者と日本語詞のクレジット転記。
- 駿河屋 — 30CH393 ↗
1989年5月21日アルバム、九曲の曲順。
- ORICON — 与野 バンボレオ ↗
歌手名与野とテイチク作品情報。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。