小さな男の子は、国境で名前を着替える。
Vavaの「Le petit homme」のスペイン語版は、レコードでは「El hombrecito」と名乗る。曲目の「Spanish Version」は、単なる説明書きではなく、違う言葉で作られた歌を指していた。フランスのポップスが隣国の七インチへ渡る、小さな道筋を追おう。
- 発売年
- 未確定
- 国・活動圏
- フランス / スペイン
- 参照盤の発売国
- スペイン
- ジャンルの手がかり
- フレンチ・ポップ / スペイン語ポップ
- 参照したレコード
- El hombrecito (Le petit homme) — Vava / Hispavox・BBZ / 45-1103
- 制作・録音年
- 未確認
スペイン語録音の初出年未確定なのでyearはnull。1973年はフランス語原盤のみ。Vavaを同名ブラジル男性歌手にしない。
Hispavoxの盤に、スペイン語版が残る
レコード資料Encyclopédisqueは、HispavoxとBBZの45-1103を「El hombrecito」と記録し、スペイン語版と明記する。裏側は「La jeunesse」。同じ資料がフランスCBSの「Le petit homme」と相互に結ぶので、題名の翻訳だけから想像した版ではなく、実物のレコードとして追える録音だ。 [1]
FugainとVidalinの曲から
フランス語原盤は1973年のCBS盤。A面の作者はMaurice VidalinとMichel Fugainで、オーケストラはJean Bouchétyが担当する。スペイン語版を聴く前にこの人名を知ると、歌手一人の曲が、作詞家・作曲家・編曲家の共同作業にも見えてくる。スペイン語の詞の担当や、この版の発売年は、フランス盤の記載だけでは埋めない。 [1] [2]
訳された言葉の、短さと長さ
二つの言語の版を比べられるなら、同じ旋律の中に何音節が入るかを数えてみたい。短い言葉を伸ばす所、速く収める所に、歌える訳を作る工夫が現れる。意味の対訳を全部知らなくても、語尾が音楽へ収まる瞬間は聴ける。ポルトガル語の歌をデンマーク語へ移したBirgit Lystagerとも、言語を渡る歌という線で結べる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Encyclopédisque — El hombrecito ↗
スペイン語版の盤番号、レーベル、両面と原盤へのリンク。
- Encyclopédisque — Le petit homme ↗
1973年フランス語原盤、作者とJeanBouchéty。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。