イェイ、イェイ。新世代を名乗るスペイン盤の返事。
「Yeh! Yeh!」を歌うのはスーザン・シフリンではなく、ラ・ヌエバ・ヘネラシオン。1968年のスペイン盤に収められた曲を、MIXの曲順と原盤の両方から辿り直した。
- 発売年
- 1968年
- 国・活動圏
- スペイン
- 参照盤の発売国
- スペイン
- ジャンルの手がかり
- Vocal Pop / Easy Listening
- 参照したレコード
- La Nueva Generación(Belter, 22.195)
- 制作・録音年
- 未確認
歌手名はMIX現物を扱う複数店と原盤で照合しLa Nueva Generaciónへ訂正。
同じMIXの、ひとつ前にいる人たち
Premium Cuts #05の販売店2店に残る曲順は、5曲目がLa Nueva Generacionの「Yeh! Yeh!」、6曲目がSusan Shifrinの「Me & Julio Down by the Schoolyard」で一致している。隣り合った二つの名義を分けることが、この曲へ正しくたどり着く第一歩だ。原盤はBelter 22.195のセルフタイトルLP。曲名の短い肯定の言葉は、グループ名の「新しい世代」とも気持ちよく響き合う。 [1] [2] [3]
ベートーヴェンまで同じ盤に入る
このLPには「Bailando con Beethoven」と題する第九交響曲のアダプテーション、「Tim Dom Dom」、「Sock It to Me」、英語曲名も添えられた「There’s a Kind of Hush」のカヴァーなどが並ぶ。国や曲の出自を一つに揃えるより、知られた旋律を声のポップスとしてまとめる発想が見える。後には『Voces a Medianoche』という別題の再発盤にも引き継がれた。タイトルを変えても生き続けた、アルバムのレパートリーである。 [3] [4]
短い言葉を、人数のある音として
この曲ではまず、題名の繰り返しを口ずさむように聴いてみたい。次は声が同時に入るところと前後に分かれるところ、伴奏の隙間へ短い返事が入る位置を追ってみる。一つの言葉でも、揃え方や置く場所を変えれば曲の表情は動く。意味を訳すことより声の配置を楽しめるのは、国を越えるMIXに似合う性格だ。前後のトラックと並べれば、同じ軽快さにも国ごと、作り手ごとの手つきがあることが分かる。 [1] [3]
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- TICRO MARKET:Premium Cuts #05曲順 ↗
5曲目La Nueva Generacion、6曲目Susan Shifrinの名義を現物曲順で照合。
- JET SET:Premium Cuts #05 ↗
別店舗でも曲順と名義が一致。
- Discogs:1968年原盤 ↗
1968年Belter22.195 Spain、曲目。
- Discogs:Voces a Medianoche ↗
Belter原盤からの別題再発でYeh!Yeh!も収録。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。