弦の記憶を、打楽器の街へ連れ出す。
The Mirza Menの「Eleanor Rigby」は、ビートルズの曲をラテンの編成で取り上げたアルバムの一曲。1969年の「Latin Beat-les」は、題名に掲げた企画を、打楽器奏者たちの具体的な仕事へ変えている。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- イギリス
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- ラテン / ビートルズ・カバー / パーカッション
- 参照したレコード
- Latin Beat-les — DJM / DJLPS 402
- 制作・録音年
- 未確認
十二曲を、二人の編曲家で分ける
原盤の情報を整理した資料では、Lennon–McCartney作品が並ぶ一枚をDick AbelとIdo Martinが分担して編曲する。「Eleanor Rigby」が置かれたB面四曲目の担当はIdo Martin。アルバムの音楽監督はAbel、制作と解説はNigel Hunter。バンド名だけを見て終わらず、誰がどの曲の鳴り方を考えたかを追うと、企画盤の中にも異なる視点があることがわかる。 [1]
打楽器奏者の名前が教えること
ボンゴ、コンガ、ティンバレスのMirza Al Sharifに加え、打楽器の欄にはArt Morgan、Barry Morgan、Frank Holder、Tommy Thomasが並ぶ。全員の全曲参加を示すわけではないが、このレコードが何を軸に組まれたかを伝える顔ぶれだ。ビートルズの旋律を表紙にする一方、その旋律の下に別のリズムの網を張る。単に異国風の飾りを足すより、演奏家の仕事に注目して聴きたい。 [1] [2]
まず旋律、次はその下の動きへ
原曲が好きなら、覚えているフレーズを頼りに聴いてみよう。そのあと、メロディーが進まない瞬間に伴奏が何を続けるかへ耳を向ける。同じ曲を知っていることが、新しいリズムへ入る助けになる。WDRの放送選曲でも本曲はアルバム名とともに紹介されている。Los Manolosの「All My Loving」と続ければ、異なる時代の奏者がビートルズを踊る音楽へ迎えた、二つの方法を楽しめる。 [3]
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Musicbase — Latin Beat-les現物クレジット ↗
1969DJLPS402、曲別編曲と打楽器奏者。
- Discogs — Latin Beat-les ↗
1969年英国原盤と収録曲。
- WDR3 — Götz Alsmann選曲 ↗
EleanorRigbyとDJM402を照合できる放送局資料。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。