ビートルズの曲を、別の歌の部屋へ招く。
Alma Coganのアルバム「Alma」には、「I Feel Fine」のほか「Yesterday」「Ticket to Ride」「Eight Days a Week」が並ぶ。ビートルズの曲が、すでに一人のポップ歌手のレパートリーになっていた。その近さを、流行への便乗という一言で片づけずに聴きたい。
- 発売年
- 1967年
- 国・活動圏
- イギリス
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ポップ / ビートルズ・カバー
- 参照したレコード
- Alma — Columbia / SX 6130
- 制作・録音年
- 未確認
確認できたLP発売年1967年を採用。録音・制作年と曲年欄1966年は別情報。
一枚に四曲、同じ作家たちの歌
1967年の英国Columbia盤SX 6130は、スタンダードと当時のポップスを同じ盤へ置く。本曲の作者はJohn LennonとPaul McCartney。原盤配信のクレジットも1967年の音源として記録している。ギター・バンドの曲を、その音色まで再現する義務から離れたとき、歌手のアルバムにはどんな曲として収まるのか。その問いに、一枚全体で触れられる。 [1] [2]
編曲家Stan Fosterの仕事
Qobuz掲載のアルバム評は、Stan Fosterの編曲・指揮を挙げ、とりわけビートルズ作品の解釈に注目する。これは同評による評価だ。本作はCoganの死後に発売されたアルバムでもあり、録音と発売の時間が重ならない。早い曲年の表記だけを初出と決めず、確認できるLPの1967年を発売年に置く。歌を残した人と、レコードとして届けた時期を分けて受け取りたい。 [1] [3]
覚えているイントロから、歌そのものへ
原曲の音がすぐに頭へ浮かぶ人ほど、今回は歌い出しから旋律を追ってみよう。どの言葉を長くし、どこを短く通り過ぎるかで、同じ曲の表情は変わる。The Brady Bunchの「Love Me Do」と並べるなら、ビートルズ・カバーを年代順ではなく歌い手の違いで聴く遊びになる。原曲を知っていることが、違いを喜ぶ準備になる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Qobuz — Alma ↗
Parlophone原盤クレジット、1967年、作者とStan Fosterに触れるアルバム評。
- EIL — Alma Cogan discography ↗
1967年英国ColumbiaSX6130、四つのビートルズ作品。
- Ultratop — I Feel Fine ↗
1966年の曲年表記と1967年LPの発売情報を区別する参照。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。