笑顔は、一人より三人で少しだけ強くなる。
Trio Esperançaが1968年の『O Fabuloso Trio Esperança』で歌った「Smile」。Chaplinの旋律にGeoffrey ParsonsとJohn Turnerの言葉が加わった名曲を、Mário、Regina、Evinhaの三人が迎える。笑うよう励ます歌は、三人の名義になることで、個人の独白とは違う聴き方を誘う。
- 発売年
- 1968年
- 国・活動圏
- ブラジル
- 参照盤の発売国
- ブラジル
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ポップ / コーラス
- 参照したレコード
- O Fabuloso Trio Esperança — Odeon / MOFB 3536 / LP
- 制作・録音年
- 未確認
1968年の三人を記録する
ブラジル音楽資料機関IMMuBは、原盤をOdeonのMOFB 3536、1968年と記録し、編成も三人の名前で示している。グループ名だけでは活動時期の違いが見えにくいが、この盤はEvinhaを含む時代の姿だ。「Smile」の同じ作者三名は実物盤の販売資料でも確認でき、映画の旋律から生まれた歌がブラジルのポップ盤へ収まった経路をたどれる。 [1] [2]
翻訳曲の並ぶアルバムで
同じ盤には「I’ll Never Find Another You」の翻案と、「Silence Is Golden」をもとにした「Silêncio É Ouro」も収録される。一方でReginaやRonaldo Corrêaの作品もある。輸入されたヒットと身近な作者の歌を分けず、一組の声のもとへ集める。その環境で「Smile」を聴けば、外国の名曲という札だけでは足りない、彼らのレパートリーとしての意味が見えてくる。 [1]
重なる声の、表情の違い
まず主旋律を追い、その後で一番上と一番下の声を別々に追ってみたい。同じ言葉を重ねても、音域や入り方によって励ましの温度は変わる。「悲しいのに笑おう」という歌を甘く感じるか、頼もしく感じるか。その答えを和声の動きに探すのも面白い。同じグループの映画曲カヴァーへ進めば、よく知る旋律を新しくする、三人の声の使い方を比べられる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- IMMuB — O Fabuloso Trio Esperança ↗
資料機関による1968年、原盤、作者、Mário・Regina・Evinha編成。
- Metal Music — 原盤掲載 ↗
盤画像と1968年・Odeon MOFB3536・作者表記。
- CliqueMusic — O Fabuloso Trio Esperança ↗
1968年と収録の照合。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。