電話があれば、という小さな日常のジャズ。
「Det finns ju faktiskt telefon」は、おおよそ「ちゃんと電話だってある」という題名。Monica Zetterlundのレパートリーには、遠い外国の歌だけでなく、暮らしの一言から入れるスウェーデン語の作品もある。
- 発売年
- 1965年
- 国・活動圏
- スウェーデン
- 参照盤の発売国
- スウェーデン
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / スウェーデン語歌曲
- 参照したレコード
- Har du nå’nsin hört någon spela jazz på en elektrisk flöjt?? / Sonet / SXP 4080
- 制作・録音年
- 1965年11月1日、Europafilm
最も早い確認盤1965年のEPを採用。1973年LPは再収録。
四曲入りEPの、小さな一曲
スウェーデン国立図書館の音源目録が記録する参照盤は、1965年のSonet SXP 4080。四曲入りEPで、本曲と「Du」「Vals i mejram」などを収める。後年のLP「Den sista jäntan」にもこれらの音源が収められ、盤をまたいで聴かれてきた。1973年のLPだけを入口にすると、先に出ていた小さなEPを見落としてしまう。 [1] [2]
作詞と作曲、二つの名前をたどる
Svenskt visarkivの作品登録では、詞がCornelis Vreeswijk、曲がBo Nilssonと確認できる。Knäppuppの資料集は、この四曲を1965年11月1日にEuropafilmで録ったと記している。発売年と録音日を別々に確認できる一枚だ。外国語のスタンダードを訳すだけではなく、同時代の言葉と新しい旋律を組み合わせる仕事が、Monicaの歌に流れ込んでいる。 [2] [3]
会話のつもりで、一節ずつ
題名の意味を頭の片隅に置き、まず一節の長さや息継ぎを追ってみたい。言葉がわからなくても、会話のような切れ目には気づける。次に同じ歌手の「Konstigt」へ。旋律を追う耳と、ことばの調子を追う耳を入れ替えると、ジャズ歌手としてのMonicaと、自分の言葉で歌うMonicaが一つにつながる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- スウェーデン国立図書館SMDB — Sonet SXP4080 ↗
原盤EP、Stockholm Sonet、1965年。
- Povel Ramel協会 — Knäppupp盤資料 ↗
SXP4080からの再収録、1965年11月1日Europafilm録音、1973年LP。
- Svenskt visarkiv — Det finns ju faktiskt telefon ↗
作詞Cornelis Vreeswijk、作曲Bo Nilsson、歌Monica。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。