ブラジル直送、その録音地はパリ。
Bossa Nova +5の「Sincopado Triste」は、Luiz Bonfáの名前を頼りに探すと輪郭が見える。Bel Airのフランス盤EPには彼の指揮名義がある。「ブラジルから」という題名のレコードが、パリ録音へつながるのも、この時代ならではの面白さだ。
- 発売年
- 1963年
- 国・活動圏
- ブラジルの奏者 / フランスで録音
- 参照盤の発売国
- フランス
- ジャンルの手がかり
- ボサノヴァ / ジャズ
- 参照したレコード
- En direct du Brésil — Bel Air / 221163
- 制作・録音年
- 未確認
1963年はBel Air EPの年。後年のBonfá名義再発アルバム全体の日付とは分ける。
プラス5の後ろにいる人
1963年の「En direct du Brésil」は、Bossa Nova +5、Luiz Bonfá指揮の名義で登録される。フランス盤の品番はBel Air221163で、スペイン盤「Cuatro Bossa Nova」にも同じレパートリーがある。「Sincopado Triste」の作者表記はHianto de Almeida。Bonfáの名義で再発されても、演奏者がすべての曲の作者とは限らない。 [1] [2]
EP四曲が、後年の一枚へ
ギターの専門資料Violão Brasileiroは、後年の「Le Roi de la Bossa Nova」で、1962年パリ録音の本編と、1963年パリ録音の追加四曲を分けて紹介する。本曲は後者に入る。配信で同じアルバムに並んでいても、一度のセッションをそのまま収めたとは限らない。小さなEPの四曲へ戻ることで、録音のまとまりも見直せる。 [3] [4]
ギターを探してから、全体へ
Bonfáの名前を見つけたら、まずギターを追いたくなる。それを一回楽しんだ後、旋律を担う別の楽器や、伴奏の刻みへ焦点を移してみよう。全員がいつも前に出る必要はない。名前を知った音楽家を探す聴き方と、知らない音を発見する聴き方。その二つを行き来すると、短い録音にも奥行きが生まれる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Discogs — En direct du Brésil ↗
1963年フランス盤、名義・品番。
- Discogs — Cuatro Bossa Nova ↗
同曲作者Hianto de Almeida、1963年のスペイン盤。
- Violão Brasileiro — Le Roi de la Bossa Nova ↗
1962年本編と1963年パリ録音追加曲を区別。
- Apple Music — Sincopado Triste ↗
Bonfá名義の権利元配信、同曲の再発表記。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。