スペイン語の名前で、ドイツの棚へ。
Juan Demonioの曲を探す鍵は、ポルトガル語のような「Estou」ではなく「Esto Me Gusto」。同名アルバムは1975年のドイツ盤にたどり着く。名前の雰囲気に任せず、一文字ずつ戻っていくと、ラテンの気分を作った別の土地が見えてくる。
- 発売年
- 1975年
- 国・活動圏
- ドイツで制作
- 参照盤の発売国
- ドイツ
- ジャンルの手がかり
- ラテン・ファンク / ライブラリー
- 参照したレコード
- Esto Me Gusto — Golden Ring Records / A30027RM
- 制作・録音年
- 未確認
曲名をEsto Me Gustoへ訂正。1975年は参照LP。名義から国籍を推測していない。
盤の名前と、中の一曲
Golden Ring RecordsのA30027RMはアルバム「Esto Me Gusto」。同名曲はA面6曲目で、作者にもJuan Demonioが記される。題名が似た他作品ではなく、この曲順まで追うことで収録曲を照合できる。B面には「Camino Malo」「Piccolino」などが並び、ひとつの曲だけでなくラテン系のレパートリーをまとめて聴ける盤だ。 [1]
別名義の向こうにいる音楽家
ドイツの再発レーベルSonoramaは、Juan DemonioをJürgen Frankeの名義として紹介する。一方BBEはKon & Amirの「Off Track Vol.1: The Bronx」に本曲を選んだ。制作の土地、名義が連想させる土地、後から掘り起こすDJが付けた地名。それぞれが違っていても、一曲の来歴の中に同居できる。 [2] [3]
名前を忘れて、リズムへ戻る
調べた後は、国のイメージをいったん脇へ置いて聴きたい。短い旋律が戻る所や、演奏が一呼吸空く所を覚えれば、曲順の中で使いたくなる場所も見えてくる。Joe Fenderの「Abrassado」と並べてみよう。ドイツの制作からラテンのレコードへ伸びる別の枝が、同じ棚の中にある。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Discogs — Esto Me Gusto ↗
1975年ドイツ盤、品番、曲順・作者。
- Sonorama — Colours of Funk Vol.2 ↗
Juan DemonioをJürgen Frankeの名義と紹介。
- BBE公式 — Off Track Vol.1: The Bronx ↗
Kon & Amirによる本曲の再選曲。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。