一人の「彼女」に、バンド総出で。
Edgar e os Taisの「Dela」はRoberto CarlosとErasmo Carlosの作品。作家の名前からロマンティックな歌を想像したら、今度は大勢の音楽家が集まったバンドの編成を見てみたい。1970年の「Cantárida」に、そのにぎやかな入口がある。
- 発売年
- 1970年
- 国・活動圏
- ブラジル
- 参照盤の発売国
- ブラジル
- ジャンルの手がかり
- サンバ・ロック / コーラス
- 参照したレコード
- Cantárida — RGE / XRLP 5350
- 制作・録音年
- 未確認
1970年はCantáridaの発売年。1969年の別アルバムMúsica com Tok de Pilantragemと混同しない。
Edgarのギターだけではない
IMMuBの原盤目録はRGE XRLP5350、1970年と記録する。Edgar Gianulloは歌、ギター、編曲に加えベースも担当。ほかにも鍵盤、金管、サックス、フルート、複数の歌い手が記される。Nelsinhoの担当には口で演奏するチューバを意味する表記まである。全員が本曲の全区間に参加するとは限らないが、バンドの発想の広さが伝わる。 [1]
曲を書く二人、料理する一団
「Dela」はアルバム4曲目で、RobertoとErasmoの作者名が並ぶ。同じ盤にはJorge Benの作品やNonato Buzarの曲も収録され、バンド自作の「Queen Aparecida」「Prólogo」もある。誰の歌を選び、自分たちの曲とどう並べるか。カバーを余技として片付けず、選曲も含めたバンドの作品として聴きたいアルバムだ。 [1] [2]
ひとつの声から、集団の音へ
最初は歌の主旋律を覚え、次はその隙間で何が返しているかを追ってみよう。声なのか管楽器なのか、同じリズムを重ねるのか。その見分けを楽しむだけで聴き方は変わる。Sonia SantosやErlon Chavesへ続ければ、歌手、バンド、オーケストラという名義の違いが、必ずしも音の人数と一致しないことにも気づける。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- IMMuB — Cantárida ↗
1970年、品番、曲目・作者・編成。
- IMMuB — Edgar e os Tais ↗
1970年RGE盤と1969年Beverly盤を区別。
- Órfãos do Loronix — Cantarida ↗
リーダーEdgar Gianullo、曲目とアルバムの紹介。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。