一杯目のボサノヴァに、二杯目の肖像を。
April Setの「Bossa Presso」は、Episode 2で「Cecil’s Portrait」という副題を持つ。鈴木雅尭のプロジェクトが残した一曲は、2002年の「Blue Cafe No 2」に収録。同じ題名を引き継ぐことが、続編を探す楽しみをレコードの棚につくっている。
- 発売年
- 2002年
- 国・活動圏
- 日本
- 参照盤の発売国
- 日本
- ジャンルの手がかり
- クラブ・ポップ / スキャット / ボサノヴァ
- 参照したレコード
- Blue Cafe No 2 — Blue Cafe / BLCF-0002
- 制作・録音年
- 未確認
2002年のBlue Cafe No2を参照。副題から人物や元曲を推定しない。MIXの使用編集版は未確定。
MIXをつくる人が、曲をつくる
April SetはPremium Cutsの選曲者、鈴木雅尭の制作名義。BLCF-0002ではNovo Tempoの「Brasilia」などと一緒に、Episode 2が収録される。古い盤を紹介する活動と、新しい曲をつくる活動が同じ名前の周りにある。選曲家のレコードを聴けば、その人の好きな音の組み合わせを、MIXとは別の形で想像できる。 [1] [2] [3]
同じEPの中に、違う作家の手
「Bossa Presso EP」の曲目には原曲、Episode 2、中塚武のリミックス、FreeTEMPOのリミックスが並ぶ。リミックス名が付かない今回の題名と、後の「2009 RMX」などは分けたい。曲をもう一度つくり直す手と、Episodeを増やしていく手。その両方が同じプロジェクトの周りに集まっている。 [2] [4]
続編が、何を引き継ぐのか
TAPE 002の「Bossa Presso」を覚えたまま、こちらへ戻ってみよう。同じ楽器が使われているかだけでなく、曲が進む速さや、声が入るまでの待ち時間にも注意を向けたい。続編の価値は同じであることにも、違うことにもある。比較の後には、この曲だけを一つの場面として聴き直す時間も残しておきたい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Discogs — Blue Cafe No 2 ↗
2002年BLCF-0002、正式副題と曲目。
- STEREO RECORDS — Bossa Presso EP ↗
鈴木雅尭の名義、EPの原曲・Episode2・リミックスの区別。
- JET SET — Blue Cafe N°2 ↗
副題Cecil’s Portraitと他収録曲。
- JET SET — Blue Cafe Showcase No.2 ↗
2009 RMXという別表記を確認。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。