「ひとり」の盤で、知っている歌に会い直す。
Nina名義の「For Once in My Life」を収める参照盤は、Nina van Pallandtの「Nina Alone」。かつてNina & Frederikとして知られた声が、一人の名前でポップスの名曲を選ぶ。題名のAloneは、寂しさだけでなく新しい出発にも聞こえる。
- 発売年
- 1971年
- 国・活動圏
- デンマーク / イギリスでの活動
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ポップ / スタンダード
- 参照したレコード
- Nina Alone — Pye / NSPL 18368
- 制作・録音年
- 未確認
Nina Aloneに一致する参照盤を提示。MIXの短縮名義NinaはNina van Pallandtとして照合したが、実音源の同一テイク判定は未実施。
デュオから、一人の歌手へ
デンマークの百科事典LexはNina & Frederikを、1957年にコペンハーゲンのキャバレーでデビューしたデュオと説明する。カリプソの歌から国際的な活動へ広がった経歴の後に、1971年のPye盤「Nina Alone」がある。歌手が慣れた相手を離れたとき、何を自分の声の輪郭として残すのか。盤の名義も聴き方の手がかりになる。 [1] [2]
フォークとソウルが同じ面に並ぶ
アルバムには「Bird on the Wire」「Both Sides Now」「Bridge over Troubled Water」、そしてB面3曲目に「For Once in My Life」。違う作家の歌が、一人の歌手の選曲として並ぶ。Stevie Wonderで知られる曲を探してこの盤に来た耳が、そのまま別のソングライターへ移れる構成だ。曲の出身ジャンルだけで棚を分けない面白さがある。 [2] [3]
誰かの代表曲を、自分の一節に
まず有名な録音を思い出さず、Ninaがどこで一息つくかを追ってみたい。次に、知っているメロディーが来る瞬間の安心感を楽しむ。同じ歌でも、元の録音に似ている箇所だけが価値になるわけではない。Nina & Frederikの一曲へ戻れば、一人で歌う声と二人でつくる空間の違いも比較できる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Lex — Nina & Frederik ↗
デュオの出自、Nina van Pallandtの経歴。
- Sounds of the Universe — Nina Alone ↗
Nina van Pallandt名義、1971年Pye原盤、曲目。
- Discogs — Nina Alone ↗
1971年盤、Ninaの曲順。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。