ギャング映画の歌が、半世紀後の春を飾る。
Iraが歌う「Che cosa mai sarà」は、Piero Umilianiが音楽を手がけた映画「La legge dei gangsters」につながる。1969年のイタリア映画から、2023年のファッション広告へ。一曲には、封切りの翌日から始まる、もう一つの長い人生がある。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- イタリアでのレコード制作
- 参照盤の発売国
- イタリア
- ジャンルの手がかり
- 映画音楽 / イタリアン・ポップ
- 参照したレコード
- Che cosa mai sarà / Inutili parole — Omicron / OM.301
- 制作・録音年
- 未確認
国は参照盤の制作・発売の文脈。Iraの詳しい個人経歴は未確認。ブラジルの同名バンドとは区別。
小さなOmicron盤に残る名前
1969年の7インチOmicron OM.301では、歌唱Ira、伴奏Piero Umilianiのオーケストラと記録される。作者欄のGiutilは、同期使用を扱うSync Fliesの案内ではGiuliano Tilesiと説明される。名前の短い歌手を検索すると別の国の同名バンドにも出会うが、この盤を支えるのはイタリアの映画音楽家たちだ。 [1] [2]
スクリーンを離れて、服と歩く
Sync FliesはVictoria’s Secretの「We Know Style」2023年春夏キャンペーンで、この歌が使用されたと記録する。犯罪映画の題名だけから曲の用途を決めつけるには、音楽はずっと身軽だ。映像のためにつくられた歌が、別の映像と再会する。何十年後にも新しい役を与えられることが、サウンドトラックの面白さを教えてくれる。 [1]
映画を知らない耳で、まず一回
最初は歌の一節を追い、その後は伴奏が次の場面を予告するように動く箇所を探してみたい。作品の物語を調べるのは、その後でも遅くない。同じUmilianiの「Corsetta di partenza」へ進めば、一人の作曲家が題材に応じて何を変えたのかを比べられる。映画の名場面を知らなくても、レコードの入口は開いている。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Sync Flies — Victoria’s Secret ↗
権利使用会社。作者・映画・2023年広告への使用。
- SoundtrackCollector — La legge dei gangsters ↗
1969年Omicron OM.301、歌唱と伴奏名義。
- Discogs — Che cosa mai sarà ↗
1969年の7インチ盤。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。