ジャズの夢に、言葉が生える。
Horace Silverの器楽曲「Nica’s Dream」を、Featherは歌として迎える。旋律を知っていても、言葉が入るだけで耳の目線は変わる。スキャットだけの再現ではなく、Alan Copelandの詞を持つヴォーカル版として、この夢を開いてみたい。
- 発売年
- 1984年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ジャズ / ラテン・ジャズ
- 参照したレコード
- Zanzibar — Discovery Records / DS-903
- 制作・録音年
- 1983年11月22日
早い発売年1984年を採用。録音1983年11月22日、販売資料の1985年表記と区別。
1983年の録音と、1984年の発売
SecondHandSongsはFeather版の録音を1983年11月22日、アルバム「Zanzibar」での発売を1984年と記す。盤店の資料には1985年とする例もあり、ここでは確認できた早い発売年1984年を採用した。DiscoveryのDS-903、B面2曲目という位置は盤情報で照合できる。録音年をそのまま発売年にしない、小さくも大切な一年の差だ。 [1] [2]
Nicaは、曲の中の架空の名前ではない
Blue Noteの作品紹介は、Silverがジャズの支援者Pannonica de Koenigswarterに捧げて書いた曲と説明している。FeatherのアルバムではWeaver Copelandが編曲、歌、Fender Rhodesを担当し、Mahmu Pearlも歌唱に加わる。よく知られた旋律の後ろにいる人物と、歌に仕立てた人の仕事を、二つの方向へたどれる。 [2] [3]
旋律の記憶と言葉の輪郭
知っているテーマなら、器楽版を思い出しながら、言葉がどの音に収まるかを追ってみよう。歌詞が入って長く感じる音と、短く通り過ぎる音はあるだろうか。同じ棚のApril Aloisio版へ進めば、同じ曲名でも歌の置き方を比較できる。ジャズ・スタンダードを覚えることが、録音ごとの違いを聞き分ける入口になる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- SecondHandSongs — Nica’s Dream by Feather ↗
1983年11月22日録音、1984年発売、Alan CopelandとHorace Silverの作者表記。
- Audiophile USA — Zanzibar ↗
DS-903、米国盤、参加者、B2の収録。販売資料は1985年表記。
- Blue Note Records — K.B. Blues ↗
曲がPannonica de Koenigswarterに捧げられたことを記すレーベル資料。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。