水彩画の題名に、金管の輪郭を。
ブラジルを思わせる題名から、ベルギーの小さなシングルへ。「Aquarella」はJo Carlierのトランペットが入口になる一曲だ。よく似た題名の名曲をすぐ当てはめず、作者の名前まで見に行くと、Nico Gomezへ道がつながる。
- 発売年
- 1972年
- 国・活動圏
- ベルギー
- 参照盤の発売国
- ベルギー
- ジャンルの手がかり
- トランペット / ラテン / イージーリスニング
- 参照したレコード
- Aquarella / The Trumpet and the Girl — Palette / 2021 044 / 7インチ
- 制作・録音年
- 未確認
1972年は45catのベルギー盤情報を採用。録音年は未確認。盤上の曲名はAquarella。
盤を特定する小さな数字
参照したPaletteのベルギー盤は2021 044。A面が「Aquarella」、B面が「The Trumpet and the Girl」で、45catは1972年として収録する。シングルにはJoe Carlier表記も見られるが、アーティスト索引ではJo Carlierにまとまる。題名もMIXの「Aquarela」に対して盤目録ではlが二つの「Aquarella」。検索では、この一字の違いが大切になる。 [1] [2]
ブラジルの定番と、もう一つの水彩画
レコード店の盤解説は本曲をNico Gomez作品のカバーとして紹介する。「Aquarela」という単語だけを頼りに、Ary Barrosoの「Aquarela do Brasil」やToquinhoの同名曲へ結び付けないようにしたい。似た題名を持つ曲は、世界のレコード棚にいくつもある。演奏者とレーベル、相手面を合わせて確かめると、このベルギー盤の居場所が見えてくる。 [2] [3]
声のない歌をたどる
トランペットの一節を、人が息を継いで歌う長さとして追ってみよう。音を伸ばす場所と短く切る場所が、言葉のない歌にどんな句読点をつくるだろう。次は同じ棚のLes Petits Chanteurs du Rockによる「Aquarela」へ。演奏の関係は版の照合を残すが、声と管楽器の主役交代を試す選曲として楽しめる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- 45cat — Joe Carlier / Aquarella ↗
ベルギー盤、Palette2021044、1972年、相手面。
- HIP TANK RECORDS — Aquarella ↗
Jo CarlierのトランペットとNico Gomez曲のカバー。
- opus — Aquarella ↗
ベルギーの奏者、Palette盤、Nico Gomez作品。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。