Premium Cuts
Listed.
LES BONNES
VIBRATIONS.
PREMIUM CUTS TAPE 002 / Side A · 15

Walk on by

The Renaissance ↗
TAPE 002 / SINCERELY ↗
DANS LA COLLECTION

この曲の、居場所。

収録作品
Premium Cuts TAPE 002
SINCERELY ↗
収録位置
Side A · 15
アーティスト
The Renaissance
NOTES DE POCHETTE

バカラックの歌を、別の額縁に入れる。

「Walk on By」が入っているのは「Bacharach Baroque」。一人の歌手の代表曲集とは違い、作曲家の輪郭を編曲によって見せるアルバムだ。The Renaissanceという名前から、同名のプログレッシヴ・ロック・バンドへ飛びつく前に、この盤のクレジットを開きたい。

発売年
1970年
国・活動圏
アメリカで制作
参照盤の発売国
アメリカ
ジャンルの手がかり
オーケストラ・ポップ / コーラス / バカラック作品
参照したレコード
Bacharach Baroque — Ranwood / RLP 8084
制作・録音年
未確認

参照原盤の年は1970年。1969年とする後年記事もあるが、同名異盤と区別できる根拠が不足するため採用していない。録音日は未確認。

編曲家の名前を読んでみる

アルバムのプロデュースはSnuff Garrett、編曲はAl Capps。原盤のジャケット情報を転載した資料には、North HollywoodのDevonshire StudiosとエンジニアGreg Venableが記される。曲目はBurt BacharachとHal Davidの作品で構成され、「Walk on By」のほか「Alfie」「I Say a Little Prayer」などが並ぶ。演奏者名よりも、作家と編曲者を軸にたどれるレコードだ。 [1] [2]

Baroqueという題名の落とし穴

Ranwoodの盤目録はR-8084を1970年とする。同名アルバムを1969年と紹介する記事もあるが、別名義18th Century Corporationにも「Bacharach Baroque」という盤があり、同じ題名だけで発売年や参加者を混ぜられない。ここでは原盤目録と1971年初頭の同時代広告で確認できるThe Renaissanceの盤を参照する。 [1] [3]

歌の記憶と、編曲の発見

旋律を知っていたら、記憶の中の歌詞を追いながら、その言葉を何が代わりに表現するか探してみたい。言葉の意味へ集中する聴き方から、音色や声の重なりへ耳を開く聴き方へ。Rhetta Hughesの同曲やSonia Rosaの別のBacharach作品と並べると、一人の作家が異なる歌い手へ渡る幅も楽しめる。

聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。

ÉCOUTER ENCORE

関連曲を、棚の中から。

SOURCES & REPÈRES

出典と資料メモ

年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。

  1. Both Sides Now — Ranwood Album Discography ↗

    R8084、1970年、収録曲。

  2. Unearthed In The Atomic Attic — Bacharach Baroque ↗

    原盤クレジット転載、Garrett/Capps、録音スタジオ、1970年表記。

  3. Cash Box — January 16, 1971 ↗

    Ranwoodの同時代広告にRLP8084の掲載。

  4. Bacharach Online — Discography ↗

    アルバム曲目とAl Cappsの編曲。

資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。

この作品のトラックリストを見る ↗