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PREMIUM CUTS TAPE 001 / Side A · 13

Baci, baci, baci

Wilma Goich ↗ESSENTIALS ↗

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収録作品
Premium Cuts TAPE 001
ON THE AIR ↗
収録位置
Side A · 13
アーティスト
Wilma Goich
NOTES DE POCHETTE

憧れのスターは、近くで見るとちょっと違う。

題名にはキスが三つ。けれど単なる甘いラヴ・ソングだと思うと、歌の中の小さな皮肉を取り逃がす。Wilma Goichの「Baci baci baci」は、スターに憧れる気持ちと、その熱がふっと冷める瞬間まで含んだ1969年の曲だ。

発売年
1969年
国・活動圏
イタリア
参照盤の発売国
イタリア
ジャンルの手がかり
イタリアン・ポップ / サンレモ
参照したレコード
Baci baci baci / Una volta nella vita — Ricordi / SRL 10530
制作・録音年
未確認

群衆の中の一人として

歌詞の主人公は、街にやって来る憧れのスターを待っている。写真で見ていた姿と、近くで見た姿との落差が、浮き立つ題名の裏に忍び込む。大きな恋愛の告白ではなく、観客の側からアイドルを見る歌として読むと、反復する言葉にも違う表情が生まれる。 [1]

同じ曲を二組で競うサンレモ

作者はSergio BardottiとGianfranco Bracardi。1969年のサンレモ音楽祭ではWilma GoichとThe Sweet Inspirationsが同曲を歌った。イタリアの歌をアメリカのソウル・グループも解釈する、その顔合わせが興味深い。イタリアのディスコグラフィーではRicordi SRL 10530が1969年1月のシングルとして記録される。 [1] [2]

甘い言葉の、少し引いた聴き方

短い語の反復だけに乗る一回と、歌の中の主人公の気持ちを追う一回。同じ曲でも、楽しさと可笑しさの配分が変わるはずだ。France Gallもフランス語で取り上げており、イタリアの音楽祭からフランスのポップスへと道が延びる。この棚では彼女の「Le temps du tempo」が次の入口になる。 [3]

聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。

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SOURCES & REPÈRES

出典と資料メモ

年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。

  1. Le parole di Sanremo — Baci baci baci ↗

    1969年、作者、二組の歌唱者、歌詞の物語。歌詞は転載していない。

  2. Discografia nazionale — Ricordi盤 ↗

    1969年1月、SRL 10530、カップリング。

  3. Baci, baci, baciのフランス語版 ↗

    1969年のFrance Gall版、Eddy Marnayによるフランス語詞。

資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。

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