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グノシエンヌ 第1番

Gnossienne No. 1

拍子も小節線もない自由な時間の中で、物憂い旋律が揺れます。サティが神秘思想に近づいた時期の、夜に似合う一曲です。

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作曲者
エリック・サティ(近代(19世紀末))
カテゴリ
ピアノ独奏
作曲年
1890
作品番号
未確認
調性・拍子
拍子記号・小節線なし(自由なリズム)。調性は未確認
形式
3曲からなる「グノシエンヌ」の第1曲
難易度
未確認です。
献呈
アレクシス・ロラン=マニュエルです(1913年)。
ムード
夜・切ない

作曲の経緯

グノシエンヌは1890年ごろに作曲され、1893年に出版された3曲の連作で、第1番は1890年の作とされます。当時のサティは、ジョゼファン・ペラダンを通じて薔薇十字の宗派と関わるなど、オカルトや神秘思想に近い環境にいました。楽譜には拍子記号も小節線もなく、自由な時間の流れの中で旋律が進みます。この記譜は、型にはまらない独特の雰囲気を生み、後の作品にも影響を与えたと語られます。第1番は1913年にロラン=マニュエルへ献呈されたとされます。ただし成立事情の細部については、今回の調査では確認できていません。

出版・初演

1893年です(3曲のグノシエンヌとして)。

題名・通称の由来

語源には諸説あります。テセウスがミノタウロス退治を祝って踊ったという迷宮の舞踏を指す語(1865年のラルース辞典)や、グノーシス(認識)に由来するとの説があります。

構成分析

音楽的特徴

拍子記号や小節線がない自由な時間感覚の曲です。単純な伴奏型と、東方的とも評される旋律が組み合わさり、夢うつつのような雰囲気を作り出しています。

演奏のポイント

拍を数えすぎず、旋律の息づかいで自然に間を取ります。左手を一定に保ち、右手を歌わせることで、静けさと憂いが保たれます。

この音源について(収録エピソード)

演奏
パスカル・ロジェ(ピアノ)
アルバム
Satie: 3 Gymnopédies; 6 Gnossiennes etc.
レーベル
Decca
録音
1983年5月
録音場所
キングスウェイ・ホール(ロンドン)

ロジェのサティ集は1983年5月にロンドンのキングスウェイ・ホールで録音され、1984年にDeccaから発売されました。ジムノペディ全3曲とグノシエンヌ全6曲のほか、小品やキャバレー歌曲の編曲も収めた約1時間の1枚です。ロジェはDeccaでラヴェルやプーランクなどフランスものをLP時代から録音していました。Gramophone誌は1984年10月号で、澄んだ冷ややかな音がサティに合い、グノシエンヌが静かで時が止まったように響くと評した一方、マイクが近すぎる点は批判しました。

音源の投稿元(Topic/レーベル公式)はoEmbedで確認済みです。「未確認」は出典で確認できなかった項目です。

録音

実在と年を出典で確認できたもののみ掲載しています。

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映画・ドラマ・アニメ

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CM

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教科書・鑑賞教材

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出典

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