ヒーローの裏面で、サンバの夜が始まる。
Dr. Dragonの「Samba Club」は、1979年のシングル「Super Man, He’s a Macho」の裏面。目立つA面に針を落としたあと、盤を返すと別のダンス曲に出会う。B面からレコードを好きになる、そんな楽しみがよく似合う一曲だ。
- 発売年
- 1979年
- 国・活動圏
- 日本
- 参照盤の発売国
- 日本
- ジャンルの手がかり
- ディスコ / ラテン / サンバ
- 参照したレコード
- Super Man, He’s a Macho / Samba Club — Invitation / VIH-1038
- 制作・録音年
- 未確認
筒美京平編曲という店説明はA面を指す可能性があるため本曲の作者編曲家へ転記しない。DrDragon本体同定の一般情報も保留。
Invitationの七インチに残る
日本盤の番号はVIH-1038。現物を扱う複数のレコード資料が1979年の発売を記録し、A面と「Samba Club」の組み合わせを確認できる。Dr. Dragonには別時期の作品もあるが、この曲を1976年のデビュー時期へ戻してはいけない。具体的なカップリングと番号を押さえることで、同じ名義の別の仕事と混同せず、七十年代末の一枚にたどり着ける。 [1] [2]
有名な表側と、聴き直される裏側
Stereo Recordsの現物紹介は、表側を映画「スーパーマン」の人気と結びついたディスコ企画とし、裏面のラテンからサンバへ向かう曲にも注目する。これは同店の評価だ。宣伝しやすい題名の曲と、その陰で別の表情を見せる曲。一枚のシングルが二つの入口を持っていることを、MIXの選曲が改めて気づかせてくれる。 [1]
サンバという言葉を、実際の拍へ戻す
題名だけでブラジル録音と考えず、ディスコの反復とラテンのリズムがどこで重なるかを、自分の耳で探してみよう。まず足で一定の拍を取り、その上で動く細かな音へ注意を移す。踊るための単純さと、聴き直すための細部は共存できる。H.P. Riotの日本企画盤と続ければ、同じ1979年に日本のレコード市場へ届いた異なるダンス音楽も見渡せる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Stereo Records — VIH1038 ↗
1979年日本盤、曲目と現物紹介。
- Discogs — Super Man He’s a Macho / A Samba Club ↗
InvitationVIH1038、1979年日本盤。
- Discogs — オランダ盤 ↗
同年海外流通盤とカップリング確認。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。