名曲のカバーに囲まれて、本人の歌が光る。
Chris Montezの「Nothing to Hide」は、自分で書いた曲。スタンダードや映画音楽の解釈で知られる彼が、1968年の「Watch What Happens」に自作を忍ばせた。親しみやすい声の奥で、歌を作る人の顔にも出会える。
- 発売年
- 1968年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ソフト・ロック / ヴォーカル・ポップ
- 参照したレコード
- Watch What Happens — A&M / SP 4157
- 制作・録音年
- 未確認
作曲家の顔ぶれが変わる十曲目
アルバムにはMichel Legrand、Antônio Carlos Jobim、Burt Bacharachらの作品が並ぶ。その十曲目の「Nothing to Hide」では、正規配信の作者欄に歌手本人の名前が載る。名高い作家たちと同じ一枚の中へ、自分の曲を置く。その配置を知ると、カバーのうまい歌手というだけでなく、旋律を書く側としてのMontezへも耳を向けられる。 [1]
Nick DeCaroが整えたアルバム
歌手の公式ディスコグラフィーは「Watch What Happens」を1968年A&M SP 4157、編曲・制作をNick DeCaroと記す。本曲の配信クレジットもDeCaroのプロデュースと編曲を確認できる。シングルでは「Love Is Here to Stay」の裏面として同年の米国発売が記録される。後の日本盤や編集盤が曲名を掲げた場合も、出発点はこの時期のA&Mでの仕事にある。 [1] [2] [3]
カバーと自作を、同じ声で聴く
同じ盤の「The Look of Love」などから本曲へ移り、歌い方がどう続くかを聴いてみよう。作家が違うのに一枚のアルバムとしてまとまる理由と、自作に変わったときの小さな違いを、両方楽しめる。MIXでは短い一曲だけを好きになってもいい。そのあとに作者欄を開くと、歌手のもう一つの才能が見つかる。曲名の通り、隠れていたというより、聴き手がまだ気づいていなかった顔なのだ。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Qobuz — Watch What Happens ↗
A&M1968原盤、本曲ChrisMontez作、NickDeCaro制作編曲。
- Chris Montez公式 — Discography ↗
1968SP4157とアルバム制作陣。
- On A&M Records — シングル目録 ↗
米国A&M958、1968年7月、LoveIsHereToStay裏面。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。