Bahiaという地名を、ヨーロッパのポップが歌う。
Demis Roussosの「Bahia Blue」は、1976年のアルバム「Happy to Be…」とシングルの裏面に収録された曲。ブラジルを思わせる題名から、録音までブラジル産と決めつけず、欧州で活躍した歌手と編曲家の仕事として楽しみたい。
- 発売年
- 1976年
- 国・活動圏
- ギリシャ
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- ユーロ・ポップ / イージーリスニング
- 参照したレコード
- Happy to Be… / Can’t Say How Much I Love You — Philips
- 制作・録音年
- 未確認
A.SilverをAbnerSilver等に推測展開しない。ギリシャ歌手/確認盤英国を区別。
二分半の歌を、シングルの裏側で
Philipsのシングル「Can’t Say How Much I Love You」のB面が本曲。オーストラリアの盤目録にも6042 114として1976年の発売が記録されている。アルバムではB面三曲目、演奏時間は約二分半。長大な曲だけがMIXで存在感を持つわけではない。短いポップ・ソングにも、次の曲へ景色を渡せるだけの旋律と個性が収まっている。 [1] [2]
編曲家Lucky Vlavianoとの接点
英国盤のクレジットでは、作者名をR. RupenとA. Silver、編曲・指揮をL. Vlavianoと記す。アルバム全体には複数の編曲家が参加しているため、歌手の声だけで一様な音作りと思わず、この曲の担当者へ目を向けたい。さらに本MIXにはLucky Vlaviano自身の「Bahia Blue」も並ぶ。別の歌手の同名曲という関係より近い、編曲を担った人の側から聴き直せる組み合わせだ。 [3]
声のある版から、旋律の輪郭を覚える
最初にRoussosの歌でメロディーを覚えてから、続くVlavianoの版へ進んでみよう。声が記憶させたフレーズを別の音が運ぶとき、曲のどこが印象に残っていたかがわかる。題名の場所へ空想で旅をしながら、実際の制作のつながりも追えるのがこの二曲の楽しみ。旅先を描く音楽と、その土地で作られた音楽は、別の魅力を持っている。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- 45cat — Philips6042114豪州盤 ↗
1976年シングルのB面と原盤情報。
- LesCharts — Bahia Blue ↗
1976年、約2分半、アルバムとシングル。
- Happy to Be…英国盤現物情報 ↗
曲ごとの作者と編曲・指揮クレジット。
- Music Week — 1976年6月26日 ↗
Happy to Be発売当時のPhilips宣伝資料。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。