教室の外へ、ジャズマンを送り出す。
Carole KingとDavid Palmerの「Jazzman」を、Texas Southern Universityのジャズ・アンサンブルが取り上げた録音。1976年の『3rd Ward Vibration Society』に収められたこの一曲は、ポップの名曲から大学の創造の現場へつながる。
- 発売年
- 1976年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- University Jazz Ensemble / Jazz Funk
- 参照したレコード
- 3rd Ward Vibration Society / Sum Concerts
- 制作・録音年
- 未確認
PennSoundの大学名Texas State Universityは誤記と判断し原盤表記Texas Southernを採用。Ego Trip作曲をJazzmanへ混同しない。
TSUはTexas Southern University
この録音のTSUは、ヒューストンのTexas Southern University。単なる略称のバンドではなく、大学のアンサンブルである。盤の曲順では「Jazzman」がB面を開き、続いて「Blues of the New World」「Love and Hipness」などが並ぶ。歌手の代表曲をカバーするというより、学生たちの演奏プログラムの中へ迎え入れた曲として聴きたい。 [1] [2]
詩と組曲が隣り合うレコード
A面にはLanny Steele作曲の「Ego Trip」があり、詩人Lorenzo Thomasが参加する。同じ面の「Registration ’74」は履修登録を思わせる題名を持つ組曲。大学での生活や言葉の表現が、ジャズのレコードと隣り合っているのが面白い。「Jazzman」だけを切り出すと見えない、作品全体の実験的な広がりがある。 [3]
大編成で聴き直すポップ・ソング
原曲を知っているなら、まず覚えているメロディーを入口にして、周囲のパートが何をしているかを追ってみよう。旋律を運ぶ声部と、それを押し出すリズムや合奏の関係に耳を向けると、大学アンサンブルという編成の意味も見えてくる。Lanny Steeleの率いた活動はSum Artsとも結びついていた。MIXから出会ったこの曲の背後に、地域の音楽を育てる仕事もある。 [1] [3]
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Discogs:原盤書誌 ↗
1976年、正式大学名と曲順
- 音楽資料館:曲別クレジット ↗
Jazzmanの作者Carole King / David Palmer
- PennSound:Lorenzo Thomas音源紹介 ↗
1976年Sum Concerts、Ego Trip、Registration組曲、Lanny Steele
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。