ディランの歌が、ゴールド・スターへ入る。
Ketty Lesterの「Don’t Think Twice」は、Bob Dylan作品のカバー。1969年の「Ketty Lester」を開く第一曲に置かれた。原曲の作者から入っても、Lesterの代表曲「Love Letters」から入っても、その交差する場所に新しい興味が生まれる。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ソウル / ポップス
- 参照したレコード
- Ketty Lester — Records by Pete / S1109
- 制作・録音年
- 未確認
もう一度組んだ、歌手と編曲者
再発元Blue Moonの解説によると、Lesterは1968年にRecords by Peteと契約。このアルバムではLincoln Mayorgaが制作、編曲、指揮とピアノを担当した。「Love Letters」で組んだ二人が再び、DylanやBacharach=Davidらの曲に向き合った。過去のヒットをただ繰り返すのでなく、同じ協働関係を新しいレパートリーへ持ち込んだ作品として見てみたい。 [1]
一曲単位で見る、録音の現場
録音場所はハリウッドのGold Star Studio、時期は1968年。本曲のギターにはMichael Deasyが記載され、リズム陣にCarol KayeのベースとEarl Palmerのドラムが並ぶ。アルバムはRecords by Pete S1109として発売され、別資料では1969年の作品と確認できる。録音した年と、聴き手へ届いた年を区別すると、制作の流れも少し立体的になる。 [1] [2]
歌詞の向こうで、伴奏を聴く
原曲を知っている人ほど、言葉に引かれて演奏の背景を聴き逃すことがある。今回は一回目に歌を、二回目にはベースとドラムを追ってみよう。別の歌手が歌うと、同じ言葉にも違う距離を感じるかもしれない。さらに同盤の「I Just Don’t Know What to Do with Myself」へ進めば、作者の違いを越えて残るLesterの歌い方を探せる。カバーを歌手の肖像として聴く楽しみがある。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Blue Moon / Fresh Sound — New Love Letters ↗
本人許諾再発の詳細。1968録音、Mayorga制作、曲単位奏者。
- SecondHandSongs — Don’t Think Twice versions ↗
Ketty Lester版を1969年として確認。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。