ニューオーリンズの曲が、バルバドスで踊り出す。
Blue Rhythm Comboの「Black Water Gold」は、African Music Machine作品のカバー。カリブ海バルバドスのバンドが、ファンクの曲を自分たちのレコードへ取り込んだ。国の名前より先に、どの曲が誰へ渡ったかをたどる楽しみがある。
- 発売年
- 未確定
- 国・活動圏
- バルバドス
- 参照盤の発売国
- バルバドス
- ジャンルの手がかり
- カリビアン・ファンク
- 参照したレコード
- Black Water Gold / Sweet Spouge Music — Merry Disc / REC 4525
- 制作・録音年
- 未確認
1973年とする再発販売資料はあるが、一次資料は1970年代初頭の範囲のみ。原盤の厳密な発売年は保留。
小さなレーベルの、濃い足跡
再発元Trampの解説は、Blue Rhythm Comboが1970年代初めに地元Merry Discへ複数の七インチを残したと説明する。本曲の原盤は「Sweet Spouge Music」と組み合わされ、REC4525の品番でも確認できる。大量に流通した作品だけで音楽史を見ると落ちてしまう活動を、現物の盤と、後年の再発がもう一度可視化している。 [1] [2]
再発の両面が、別の入口を作る
Trampは「Take the Funky Feeling」と本曲を組み合わせ、TR140として七インチ化した。原盤の両面をそのまま再現するだけではなく、バンドの曲を新しい組み合わせで紹介する選曲だ。Eat Recordsも本曲をAfrican Music Machineのカバーと確認する。最初の作り手、カバーしたバンド、再発で二曲を選ぶ人。レコードの周りには複数の選択が重なっている。 [1] [3]
島の音を、一種類に決めない
まずリズムを追い、次には声とホーンが入る場所を聴いてみよう。カリブ海の音楽と聞いて一つのリズムだけを想像せず、外から来た曲がどのように演奏されるかを楽しみたい。Mighty Sparrowの歌へ進むなら、同じ広い地域でも、言葉の役割やバンドの組み立てがどう違うかを探せる。地理は結論ではなく、異なるレコードを並べるための手がかりになる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Tramp Records — Take the Funky Feeling ↗
再発元によるバンドと1970年代のMerry Disc録音の説明。
- Disk Union — rare 45 sale ↗
本曲原盤REC4525の存在を確認。
- Eat Records — Blue Rhythm Combo ↗
African Music Machineカバー、再発両面とTR140。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。