大砲とバターが、マドリードで歌った。
Cañones y Mantequillaは、英語ならGuns & Butter。米国出身のJudyとJackがスペインで活動したグループの「No me tomes el pelo」は、1973年の初シングルだ。国名の棚を二つまたぐ、その生活の中にカントリーの歌があった。
- 発売年
- 1973年
- 国・活動圏
- スペイン / アメリカ
- 参照盤の発売国
- スペイン
- ジャンルの手がかり
- カントリー・ポップ / フォーク・ロック
- 参照したレコード
- No me tomes el pelo / Song for Butter — CBS / CBS 1742
- 制作・録音年
- 未確認
街の夜に、根を張った二人
スペインの公共放送RTVEは、Judy ClericuzioとJack Jamisonを長年のマドリードの音楽シーンを代表する組み合わせとして紹介する。地元の活動資料は、Jackがニューメキシコ州Albuquerque出身で、Judyとともにスペインのカントリーを担ったことを伝える。出身地の音楽を別の土地で演奏することは、旅行の思い出ではなく、その街で働き暮らす具体的な営みでもある。 [1] [2]
最初の一枚は、両面の小さな作品
Nuevaola80のディスコグラフィーは、1973年CBS盤の曲目を「No me tomes el pelo(Don’t Pull My Leg)」と「Song for Butter」と記す。バスクの音楽資料機関Eresbilにも同じ両面の所蔵記録がある。スペイン語の題名と英語の題名を併せて見ることで、別の曲だと見失わずに盤を探せる。後年のライブ活動へ進む前に残された、二人の最初の名刺だ。 [3] [4]
ジャンルより先に、やり取りを聴く
まず前で歌う声を追い、次には別の声や楽器がどこで応えるかを探してみよう。カントリーという名前を知っていても、その土地の演奏を一括して説明する言葉にはしない。MIXのほかの歌ものへ戻り、どんな声の組み合わせが次の曲へ気分を渡すかを聴く。アメリカ出身の二人がスペインの街で育てた音楽が、日本の選曲へ届く。その長い距離を、一曲から楽しめる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- RTVE — Toma Uno 26 Oct 2019 ↗
公共放送によるJudy/Jackとマドリード活動の紹介。
- Alcalá Hoy — Música en las terrazas ↗
Jack出身地とスペインでの活動。
- Nuevaola80 — No me tomes el pelo ↗
1973年CBSシングルの両面曲目。
- Eresbil — Radio San Sebastián collection ↗
公的な45回転盤所蔵記録。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。