独立という言葉の綴りに、ダンスが潜んでいる。
Two Nationsの「Independance」は、1987年の英国盤。通常のindependenceとは異なる綴りが、danceという文字を浮かび上がらせる。二人組が一つの名を持ち、同じ曲には別のミックスが生まれる。タイトルの外にも、複数の顔がある。
- 発売年
- 1987年
- 国・活動圏
- イギリス
- 参照盤の発売国
- イギリス
- ジャンルの手がかり
- ポップ / シンセ・ポップ / レゲエ・クロスオーバー
- 参照したレコード
- Independance — 10 Records / TEN 181
- 制作・録音年
- 未確認
綴りIndependanceは原盤の意図ある表記として維持推奨。PremiumCuts収録の七インチ版/ReggaemuffinMixの別は未確認。
二つの名前と、一人のプロデューサー
Two NationsはAllan WatsonとDavid Wrightの二人。本曲はデビュー作「Both Sides」からのシングルで、Pete Wingfieldが制作する。抽象的な名義を、実際の三人の仕事へ戻してみると、八十年代のポップスも匿名の機械音だけではなくなる。二人の歌や曲を、別の耳が録音としてまとめる構図がある。 [1]
「Any Luck」が、裏面で姿を変える
七インチTEN181の裏面には「Any Luck」のUS Versionが入る。「Any Luck」は前年のシングルとしても確認できるので、一曲が別の形で再登場している。本曲にも十二インチのReggaemuffin Mixが存在する。曲の数だけでディスコグラフィーを追うより、同じ曲がどう使い直されるかを見ると、シングル文化が立体的になる。 [1] [2]
MIXの中で聴く版と、別の版を分けて楽しむ
版の名前を見たら、長さだけでなく曲が始まる順番に注目したい。最初に歌が来るのか、リズムが先か。導入の変化はDJが次へつなぐ方法も変える。ただしPremium Cutsの表記だけでは収録ミックスを断定できないので、まず曲の全体を楽しみ、版を確かめる遊びはその後へ。Nadine Sutherlandのカバーへ続ければ、レゲエとの接点を別の方向から訪ねられる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- RareVinyl — Independance original single ↗
1987年TEN181、二人の名前、Wingfield制作、裏面USVersion。
- eBay — Independance Reggaemuffin Mix original 12-inch ↗
別所有者の原盤TENT181、1987年、ミックス名。
- RPM Discs — Two Nations single ↗
独立した現物一覧でIndependance/AnyLuckの組み合わせ。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。