米国の声が、日本のラテンの現場でブラジル曲に会う。
Michelle Hartの「Oba Oba」は、1988年の「MISH」に入る。アメリカ出身の歌手が日本で作ったアルバムの中に、ブラジルにつながる歌がある。国をひとつだけ選ぶより、人と曲が交差する場所として聴いた方が、この盤は面白い。
- 発売年
- 1988年
- 国・活動圏
- アメリカ / 日本
- 参照盤の発売国
- 日本
- ジャンルの手がかり
- ラテン・ポップ / シティポップ / ボサノヴァ
- 参照したレコード
- MISH — Michelle Hart / Meldac / MEL-31
- 制作・録音年
- 未確認
1988年の原盤資料を採用。FMGUNMAの1989発売という回顧説明と相違があるため月日断定なし。曲別全奏者やKenjiOmuraの役割は未確認のまま断定しない。
日本企画のアルバムの二曲目
MeldacのMEL-31に入る本曲はA面二曲目。現物資料は、米国出身で日本で活動したHartのアルバムを、日本で企画・録音された作品として紹介する。タイトルや名前だけで輸入盤の棚へ置いてしまうと、その制作の場所を見落とす。日本語の歌手だけが日本のポップスを作っていたわけではない。 [1]
森村献のラテンと、日本の歌手の仕事
アルバムの編曲を担うのは、Orquesta del Solでも活動した森村献。収録曲には高橋幸宏の作品もある。放送局FM GUNMAも、Hartの高橋作品へのコーラス参加や、日本人奏者を中心にした本盤の背景を紹介する。日本のラテンの現場とポップスの仕事が、一人の歌手を通してつながっている。 [2] [3]
同じ「Oba Oba」を、別の国へ返す
Nükhet Ruacanの「Oba Oba」と並べて、まず覚えられる旋律を一つ探してみよう。その形を手がかりに聴き比べると、日本とトルコの録音の違いが、国名の印象より具体的に見えてくる。誰が歌うか、どんな伴奏の中へ置くか。カバーの違いを発見するには、同じ所を覚えるのが近道になる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- dessinee — MISH original LP ↗
1988年MeldacMEL31、A2本曲、日本企画。
- Music First — MISH ↗
森村献編曲と高橋幸宏作品参加。
- FM GUNMA — 2 May 2017 ↗
放送でのアルバム紹介。Hartの経歴、日本人奏者を中心にした制作。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。