リード楽器の棚で、いたずらが始まる。
The Adam Ross Reedsの「Silly Savage」は、1969年の「Grazin’ in the Grass」に入る曲。題名曲だけを目印にレコードを探すと、B面の奥で待つ一曲を取りこぼす。後年のDJの選曲が、その小さな場所へもう一度光を当ててきた。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- イージーリスニング / ジャズ・グルーヴ
- 参照したレコード
- Grazin’ in the Grass — Kapp / KS3591
- 制作・録音年
- 未確認
初出参照1969年KappLP。作者・正確な奏者編成は未確認。
KS3591のB面第四曲
Kappのアルバム番号目録は「Grazin’ in the Grass」をKS3591、1969年として収録する。HMVの現物紹介も同じ番号とB4の「Silly Savage」を対応させる。盤には「Summer Samba」「Watermelon Man」「Tequila」など広く知られた曲も並ぶ。すぐわかる曲名に囲まれた本曲を、アルバムの脇役のままで終わらせない聴き方ができる。 [1] [2]
クラブの現場に残る発見の記憶
Jazz Roomsの歩みを振り返る文章は、この曲をレコード・ディーラーOli Stewartから教わったと回想する。匿名の希少盤というより、ある人からある人へ音楽が渡る具体的な記憶だ。2006年の「Jazz Travels」にも演者名と曲名が残る。原盤の発売からずっと後に、別の耳が一曲の置き場所を変えたことがわかる。 [3] [4]
管のまとまりを、リズムから見る
旋律を先に追う一回の後で、低い音と打楽器を頼りに曲を聴いてみたい。管の音が前へ出たとき、後ろでは何が同じまま続いているだろう。ORF Big Bandへ進めば、別の国の大きな編成との比較へ。よく知る音楽の棚から予想外の一曲を選ぶ、その小さな驚きを楽しもう。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Both Sides Now — Kapp番号目録 ↗
1969年KS3591と収録曲。
- HMV — KS3591現物情報 ↗
B4SillySavageの対応。
- Jazz Rooms回想 ↗
曲を教わった現場の記憶。
- 楽天ブックス — Jazz Travels ↗
2006年コンピの曲名と演者。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。