姉妹の歌は、本当の姉妹へ。
由紀さおりと安田祥子が歌う「Chanson des jumelles」は、映画「ロシュフォールの恋人たち」の姉妹の歌。実の姉妹が日本語で迎えることで、映画の登場人物と舞台上の二人の距離がふっと近づく。1982年のNHKホールにあった、その一場面を伝える録音だ。
- 発売年
- 1982年
- 国・活動圏
- 日本
- 参照盤の発売国
- 日本
- ジャンルの手がかり
- ミュージカル曲 / 日本語カバー / ライヴ
- 参照したレコード
- サイドバイサイド コンサート — 1982年非売品LP
- 制作・録音年
- 1982年10月3日、NHKホール
映画の1967年とは区別し1982年公演・原盤年を採用。
関係者へ渡された、舞台の記録
Universalの正規復刻情報は、1982年10月3日のNHKホール録音と明記する。由紀さおりの公演に安田祥子がゲスト参加し、当時は関係者向け非売品アナログ盤となった。2016年に記念アルバムの一枚としてCD化、2021年にアナログ復刻。後年の広い流通まで、長い時間を待った舞台の記録である。 [1] [2]
歌だけでなく、舞台を作る人たち
本曲はA面の第一曲。復刻元は、演奏に前田憲男とおともだちバンド、新星日本交響楽団、指揮に南安雄を挙げる。楽器ごとの担当をこの一曲へ推定で割り当てずとも、二人の後ろに複数の編成があることはわかる。童謡やクラシックも含む舞台の最初に、映画の姉妹の歌を置く。その選択自体が公演の挨拶になる。 [1]
二人が、どこで一つになるか
声が交替する箇所と、同時に重なる箇所へ耳を向けたい。同じ言葉でも二人の発音が違うか、揃った瞬間にどんな印象が生まれるかを追おう。David & Dominiqueへ続ければ、別の二人が短い歌を作る例へ。役柄としての姉妹と実際の姉妹を重ねながら、声の関係そのものを楽しめる一曲だ。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Universal Music Japan — UPJY9174 ↗
1982年10月3日録音、非売品原盤、2016CD/2021LP、演奏と指揮。
- dessinee shop — サイドバイサイド ↗
日本語ChansonDesJumellesをA1として紹介。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。