名盤の、その一年前の空。
Dorisの「Don’t Let It Rain」は、1970年のソロ・アルバムを知っている人にも、少し時間を戻してほしい歌。Dandysとの1969年シングルにある録音だ。後年のCDで一緒に並ぶ曲も、最初から同じアルバムだったわけではない。
- 発売年
- 1969年
- 国・活動圏
- スウェーデン
- 参照盤の発売国
- スウェーデン
- ジャンルの手がかり
- ビート・ポップ / 女性ヴォーカル
- 参照したレコード
- Don’t Let It Rain / Flowers in the Morning — Columbia / 4E006-34079M
- 制作・録音年
- 未確認
推奨演者Doris med Dandys。1970ソロLPの曲と誤認しない。
追加収録から、もとのシングルへ
Cherry Redの拡張版は、1970年アルバム本編と、1966〜69年のシングル群を二枚に分ける。本曲は後者に入り、with Dandysと明記される。スウェーデンのディスコグラフィーも1969年のシングルとして登録する。Columbiaの相手面は「Flowers in the Morning」。手軽な再発盤を入口に、録音が出た順を組み直せる。 [1] [2] [3]
一人の歌手が、バンドを渡る
Doris SvenssonはPlumsやDandysとの活動を経てソロ作品を残す。復刻元は、男性中心のバンドの中で歌い、ベースも演奏した先駆的な女性だと紹介する。ただし、その経歴を本曲のベース演奏クレジットへ移すことはできない。歌手の歩んだ現場と、一曲ごとの参加者を分けながら、声が複数の編成を渡った時期を考えたい。 [1]
雨を止める言葉の、言い方
題名の願いを、強く押し出すのか、軽く置くのか。歌の内容を想像したら、一節が終わるところで伴奏に耳を預けてみよう。Svenne & Lottaへ続ければ、同じスウェーデンで英語のポップ曲が別の声へ渡る例へ。国でまとめて聴いてから、声の人数や言葉の運びの違いへ耳を開くのも楽しい。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Cherry Red公式 — Doris2CD ↗
Dandys名義、シングル群と1970LP区分、演者活動。
- Musikon — Doris ↗
1969年シングル書誌。
- Apple Music — Doris med Dandys ↗
演者名義と1969年曲。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。