踊りを学んだ人の歌が、二分少々のさよならになる。
Ranny Sinclairの「Bye Bye」は、1966年のColumbiaシングルの裏面。2017年の音源集でまとまって聴けるようになるまで、彼女の仕事は小さな盤へ散らばっていた。大きな歌手の経歴には載りにくい、ニューヨークの録音現場を覗ける一曲だ。
- 発売年
- 1966年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ヴォーカル・ポップ / ソフト・ロック
- 参照したレコード
- With Any Other Girl / Bye Bye — Columbia / 4-43566
- 制作・録音年
- 未確認
ダンス専攻から、歌の契約へ
復刻元Sundazedの解説によれば、SinclairはJuilliardでダンスを学び、のちにColumbiaと歌手契約を結んだ。録音を監督したのは、ジャズとポップスの両方を扱ったTeo Macero。彼が関わるDave Brubeckとの共演曲も彼女の作品集には入る。ただしBrubeckとの共演歴を、この「Bye Bye」の参加者情報へそのまま移すことはできない。 [1]
発売時の短評が、裏面も残す
1966年3月26日号Cash Boxは、Columbia 43566の「With Any Other Girl」と「Bye Bye」を両方評し、後者の作者をHolofcenerとJoseph、時間を二分十三秒と記している。のちの編集盤で見つけた曲が、発売時にも独立した一曲として耳を向けられていたことがわかる。歌手が知られていないという現在の印象だけで、当時の仕事の存在まで小さく見積もりたくない。 [2]
小さな盤の時間で、もう一度聴く
二分少々という長さを意識して、歌の導入、展開、終わりがどこに置かれるかを確かめよう。短さは情報の少なさと同じではない。Sundazedは復刻でオリジナルのモノラル・シングル用ミックスを用いたと説明する。音源集の一曲を、かつて針を置いた七インチの片面として想像すると、曲のまとまり方にも耳が向く。Kay Dennisの地方盤へ進めば、違う録音環境が残した声にも出会える。 [1]
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
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出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Sundazed公式 — Another Autumn ↗
ダンス専攻、Columbia契約、Teo Macero、復刻ミックスの説明。
- Cash Box — 1966年3月26日 ↗
発売時のColumbia43566評、作者Holofcener/Josephと演奏時間。
- MusicBrainz — Ranny Sinclair releases ↗
1966年シングルと2017年作品集を区別。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。