優勝賞品は、まだ聴かれぬファンクの録音時間。
ClevelandのJady Kurrent Bandによる「Standing There」。再発資料が明かすのは、1982年のBudweiser Band Showcaseで勝ち取ったスタジオ時間から生まれたという来歴だ。一曲の背後には、地元のコンテストに出て、次の機会を手にしようとするバンドの現実がある。
- 発売年
- 1982年
- 国・活動圏
- アメリカ
- 参照盤の発売国
- アメリカ
- ジャンルの手がかり
- ブギー / ジャズ・ファンク
- 参照したレコード
- WDMT FM 108 • Sounds of Our Streets • Album 1 / Starstream Record Co. / LP
- 制作・録音年
- 未確認
1982年はコンテスト年だけでなく、Discogs原盤発売書誌(検索索引)・Newtoneの原盤年・NTSのStarstream音源年が一致。正式原収録盤名WDMT FM108 Sounds of Our Streets Album1へ訂正。原盤現物の年印刷は未直接確認。
街のショーケースから盤へ
Soul Jazz Recordsの販売資料は、州のコンテストで優勝したグループが録音の機会を得た経緯を記している。本曲はStarstreamの『WDMT FM 108 Sounds of Our Streets Album 1』で出会える録音として、放送局WFMUの曲目にも残る。地域の才能をまとめた盤の中から、一組の曲が後のDJに見つけられる。コンピレーションはヒット曲の回顧だけでなく、音楽家の入口にもなっていた。 [1] [2] [5] [6] [7]
別の街へ渡ったStanding There
後にBackatchaのBK027では、Ja’net DuBoisの「Queen of the Highway」のKONエディットと組み合わされ、初めて七インチ化されたと紹介される。元の盤で隣り合わなかった曲同士を、新しい聴衆のために並べ直す仕事だ。ロンドンのNTSにも本曲の放送記録が蓄積する。地方の記録が、異なる都市の選曲で現役の曲へ戻る過程を追える。 [1] [3] [4]
珍しさの先で、曲を覚える
最初の一度はリズムに任せ、その後は思わず覚えてしまう短い箇所を一つ探してみたい。珍しいレコードという説明を忘れても、何が耳に残るのか。それを言葉にできれば、この曲は収集対象から自分の好きな歌へ変わる。続けて他のローカル盤を聴く時にも、産地の名前だけで音を決めず、バンドが一曲に仕込んだ引力を確かめる習慣につながる。
聴き方の提案は、この曲を楽しむための鑑賞ガイドです。
関連曲を、棚の中から。
出典と資料メモ
年は確認できた最も早い発売年を採用。活動国と盤の発売国、再発年は分けて記録しています。
- Soul Jazz Records — Backatcha BK027 ↗
1982年コンテストとスタジオ賞品、Cleveland、初7インチ化。
- WFMU — 2011年8月10日 ↗
StarstreamのWDMTコンピレーション収録の放送局記録。
- Backatcha公式 — Discography ↗
BK027のアーティストと曲の組み合わせ。
- NTS — Jady Kurrent Band ↗
1982年録音の放送データと継続的採用。
- Discogs:1982年の原盤書誌 ↗
WDMT FM108 Sounds of Our Streets Album1を1982年発売と明記。検索索引で確認、本文取得は403。
- Newtone Records:原盤の年の記載 ↗
Jady Kurrent曲の原収録Sounds of Our Streetsコンピを1982年と明記。
- Backatcha公式:録音の経緯とWDMT原盤 ↗
1982年のコンテスト優勝とスタジオ賞品、以前WDMT LPのみ収録を記載。
資料確認日 2026-10-26 · 解説は確認資料の範囲で更新します。